最後に、各種ベンチマークで「DAIV-DGX700U3」のパフォーマンスを調べていこう。まずは「WIN SCORE SHARE」による、Windows 10のエクスペリエンス インデックス スコアから確認したい。プロセッサ、メモリ、そしてグラフィックスが"9.1"と、そのスコアは圧倒的だ。ハイレベルな編集アプリを利用するクリエイター、高度な演算を行うエンジニアも間違いなく満足する性能だろう。さらにプライマリディスクの値も"8.2"と十分だ。
「CINEBENCH R15」では、特にそのCPU能力が活かされる。CPUのスコアはなんと"1785 cb"、MP Ratioで"12.52 x"だ。実際に描画画面を眺めると、流れるようにテストが終了していく様子に驚きを隠せない。またOpenGLの値も"154.46 fps"と高く、本機がまさにクリエイター向けであることが実感できる。
「CINEBENCH R15」のベンチマーク結果。CPUのスコアに注目 |
Futuremarkの定番ベンチマークを試す
続いて、Futuremarkの定番ベンチ2本を試したい。「PCMark 8」のHome accelerated 3.0のスコアは"4478"と、優秀ではあるが飛び抜けた印象はない。Homeではシングルコアの処理能力が高いほうがスコアが伸びる傾向にあるためだろう。Creative accelerated 3.0においては"7681"という高いスコアを見せる。やはり本機の性能は、映像や写真、音楽編集といったクリエイティブ分野でこそ真価を発揮できるようだ。
「3DMark」ではGeForce GTX 1080が真価を発揮する。Fire Strike V1.1はなんと"17092"、Extremeでは"9672"と1万に迫り、Ultraですら"5090"というスコアをたたき出した。高解像度環境であっても食らいつくその速度は、クリエイターならずとも魅力的だ。
「SPECviewperf 12」のスコアとRAW写真の現像
最後に、プロフェッショナル向け3D系アプリでの性能を測る「SPECviewperf 12」を試してみたい。こちらは主にNVIDIAの「Quadro」やAMDの「FirePro」といったOpenGL向けグラフィックスカードの性能を測るもので、当然そういった製品のほうが高いスコアを見せる。しかしコンシューマ向けであるGeForceを搭載していながらも、高スコアが確認できるのが驚きだ。PascalベースのOpenGL向けGPUにも期待したい。
あわせて、Adobeの写真編集ソフト「Lightroom CC 2015」の処理時間を見てみよう。SONYのデジタル一眼レフカメラ「α7」で撮影したRAWデータ100枚をそのままJPEGに書き出したところ、わずか1分43秒で作業が完了。もちろん、編集中にももたつきを感じることはなく、クリエイター向けとしての高い性能を体感することができた。
プロフェッショナルにこそ勧めたいハイエンドのパフォーマンス
10コア20スレッドCPU「Core i7-6950X」、そして最新Pascal世代のハイエンドGPU「GeForce GTX 1080」を搭載した「DAIV-DGX700U3」。その性能はまさに圧倒的で、DAIVブランドのハイエンドと呼ぶにふさわしい性能を見せている。これこそクリエイター/エンジニア向けのデスクトップPCだ。限られた時間の中で最高のパフォーマンスを発揮できるよう設計されたDAIVの中でも、特にプロフェッショナルの方にこそ使っていただきたいモデルといえるだろう。性能に妥協しないハイエンドユーザーの方は、ぜひこの最新・最強の制作環境を試してみてほしい。
なお、今なら直販サイトで開催中の「夏のボーナスセール」により、8月15日11時までの期間限定で、2万円引きの429,800円(税別)となっている。購入を検討している方は、この機会を利用するとよいだろう。
※ここで紹介した各パーツは、今回試用した機種のものです。出荷時にメーカー、型番などが変わる可能性もあります。ご了承ください。
標準スペック
メーカー | マウスコンピューター |
---|---|
型番 | DAIV-DGX700U3 |
CPU | インテル Core i7-6950X |
メモリ | 64GB PC4-17000 DDR4 |
SSD | 960GB Serial ATAIII |
チップセット | インテル X99 Express |
光学ドライブ | - |
グラフィックス | NVIDIA GeForce GTX 1080 |
OS | Windows 10 Home 64ビット |
LAN | ギガビット(10/100/1000)LAN |
インタフェース | USB 3.0×10(前面×2、背面×8)、USB 2.0×2(背面×2) |
サイズ | W190×D490×H490mm |
ディスプレイ | - |
価格 | 449,800円(税別) |
上記スペックは、あくまで構成の一例だ。BTOを駆使して、ぜひ自分好みの一台を作ってみてほしい。
価格・構成については、2016/7/5(記事作成日)現在の情報です。最新情報についてはマウスコンピューターのサイトにてご確認ください。
(マイナビニュース広告企画:提供 マウスコンピューター)
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