ここからは、各種ベンチマークテストで「NEXTGEAR-NOTE i4600SA1」の実力を探っていきたい。「WIN SCORE SHARE」によるWindows 10のエクスペリエンス インデックス スコアは、プロセッサ、メモリ、プライマリディスクは"8.2"と安定した高い数値が確認できる。このベンチマークではCPU内蔵グラフィックスである「インテル HD グラフィックス 530」が使用されるため、グラフィックスの値は"5.2"となる。

「WIN SCORE SHARE」にて、Windows10のエクスペリエンス インデックス スコアを計測

デュアルストレージは、システムドライブに使用されているSSDの速度が光る。「CrystalDiskMark 5.1.2」で計測した速度を比較すると、SATA3.0接続ながらも、さすがにHDDに比べて圧倒的に高速。ゲームのロード時間も大幅に短縮できそうだ。

メインドライブとして使用されるSATA3.0接続のM.2 SSD 256GBと「CrystalDiskMark 5.1.2」によるベンチマーク結果

データドライブとして使用される2.5インチHDD 1TBと「CrystalDiskMark 5.1.2」によるベンチマーク結果

PCの全体的な性能を測るFuturemark「PCMark 8」のHome accelerated 3.0の結果も安定している。そのスコアは"3641"を達成しており、全体的にバランスの取れた性能が確認できる。「3DMark」のFire Strike V1.1ではさすがに力不足な面も見られるが、"5335"となかなかのスコアを見せた。Fire Strike ExtremeやFire Strike Ultraではさすがに苦しく、最新の3Dゲームでは設定や解像度を調整して遊ぶといいだろう。

「PCMark 8」Home accelerated 3.0のベンチマーク結果

「3DMark」Fire Strike V1.1のベンチマーク結果

「3DMark」Fire Strike Extreme V1.1のベンチマーク結果

「3DMark」Fire Strike Ultra V1.1のベンチマーク結果

最新3Dゲームや定番MMOはどこまで動くのか?

最後に、各種ゲームベンチの結果を見ていこう。まずは人気3Dアクションゲームの最新作「Rise of the Tomb Raider」のベンチマークだ。こちらはDirectX12に対応し、最新のグラフィックスを駆使した非常に重いタイトルとなる。それでも設定を下げれば平均60FPSをしっかりと超えることができ、また最高設定でなければ、平均30FPSを超えることが可能だ。最高のグラフィックスか高いフレームレートか、実際のプレイで好みの設定を試してみてほしい。

「Rise of the Tomb Raider」ベンチマーク中の画面

「Rise of the Tomb Raider」ベンチマークの結果

国産MMOの定番タイトルも簡単に試しておこう。「ファイナルファンタジーXIV: 蒼天のイシュガルド ベンチマーク」では、DirectX11の最高品質にて計測。1280×720ドットでは"非常に快適"、1920×1080ドットでも"とても快適"評価を得ることができた。また「ドラゴンクエストX ベンチマークソフト Ver.1.4k」最高品質では、1280×720ドット、1920×1080ドットどちらでも、余裕で"すごく快適"評価を得ることが可能だ。

「ファイナルファンタジーXIV: 蒼天のイシュガルド ベンチマーク」DirectX11/最高品質・フルHDのスコア

「ファイナルファンタジーXIV: 蒼天のイシュガルド ベンチマーク」の結果

「ドラゴンクエストX ベンチマークソフト Ver.1.4k」最高品質・フルHDのスコア

「ドラゴンクエストX ベンチマークソフト Ver.1.4k」の結果

十分なゲーミング性能を持ち運べる「NEXTGEAR-NOTE i4600SA1」

NEXTGEAR-NOTE i4600SA1」は、「G-Tune」のゲーミングノートでは最小となる14型の筐体を採用したモデルだ。PCゲーム環境を持ち運びたいという需要は根強く、15型未満のゲーミングノートを探している方は少なくない。しかし、高い3Dグラフィックス性能を得ようと思うと発熱や電力消費の関係で、どうしても筐体が大きくなってしまう。そんな中、14型というサイズと25mmという厚さで登場した本機は、重要な選択肢の一つとなるだろう。帰省シーズンに実家に持って行けるゲーミングPCをお探しの方は、ぜひ「NEXTGEAR-NOTE i4600SA1」をチェックしてみてほしい。

※ここで紹介した各パーツは、今回試用した機種のものです。出荷時にメーカー、型番などが変わる可能性もあります。ご了承ください。

標準スペック

メーカー マウスコンピューター
型番 NEXTGEAR-NOTE i4600SA1
ディスプレイ 14型フルHDノングレア液晶(1920×1080)
CPU インテル Core i7-6700HQ
メモリ 16GB PC4-17000 DDR4 SO-DIMM
M.2 SSD 256GB SerialATAIII接続
チップセット インテル HM170 Express
光学ドライブ
グラフィックス NVIDIA GeForce GTX 965M
OS Windows 10 Home 64ビット
LAN ギガビット(10/100/1000)LAN、IEEE 802.11 ac/a/b/g/n対応無線LAN
インターフェイス USB 3.0×3(左側面×1、右側面×2)、USB 3.1 Type-C×1(左側面×1)
サイズ W349×D247×H25.4mm(折り畳み時)
重量 約2kg
バッテリー駆動時間 約3時間
価格 139,800円(税別)

上記スペックは、あくまで構成の一例だ。BTOを駆使して、ぜひ自分好みの一台を作ってみてほしい。

価格・構成については、2016/6/23(記事作成日)現在の情報です。最新情報についてはマウスコンピューターのサイトにてご確認ください。

マウスコンピューター/G-Tune

(マイナビニュース広告企画:提供 マウスコンピューター)


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