動体撮影にも活かせるスナップショットフォーカス
機能面では、「M.ZUIKO DIGITAL 17mm F1.8」のスナップショットフォーカス機構に注目したい。これは、鏡胴部にあるフォーカスリングをスライドすることで、オートフォーカスからマニュアルフォーカスへと素早く移行できる仕組み。
フォーカスリングをスライドした状態では、ふだんは隠れていた距離目盛が見えるようになる。この距離目盛りを、その上側に記された被写界深度目盛に組み合わせることで、ピント合わせ不要の「早撃ち」ショットが可能になる。
例えば下の写真のように、距離目盛の3mの部分を、被写界深度目盛のF11の左側に合わせると、F11の右側は∞になる。つまりこの状態で、絞りをF11にセットして撮影すれば、約3mから∞までの広い範囲が被写界深度内に入る、ということになる。
AFで焦点が合うまでのタイムラグを回避しつつ、シャッターチャンス重視で速写したいときに最適な機能といっていい。下の写真は、スナップショットフォーカスによって、約1.5mの位置にピントを固定したうえで、絞りF11で撮影。走り回る子どもの姿を狙いどおりのタイミングで捉えることができた。
そのほか、クリアで抜けのいい描写性能や、ZEROコーティングによる優れた耐逆光性能、MSC機構による高速かつ静かなAF、高級感が漂う金属外装なども魅力的だ。
今回は、コストパフォーマンスに優れたエントリー機「E-PL7」に装着して使用したが、より上位の製品と組み合わせるのもいいだろう。例えば、PENシリーズの最高峰「OLYMPUS PEN-F」の12mm F2.0レンズキットに、「M.ZUIKO DIGITAL 17mm F1.8」をちょい足しすれば、24mm相当と34mm相当という通好みの単焦点レンズ2本体制が築ける。
「M.ZUIKO DIGITAL 17mm F1.8」は、これから上達したいビギナーだけでなく、さらにワンランク上を目指したい中級者以上にもお勧めだ。マンネリを打破し、自分の写真を変えてくれるレンズ、といってもいいだろう。
(マイナビニュース広告企画:提供 オリンパス株式会社)
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