複合機を使って書類をスキャンしたCくんは……
Cくんは書類片手にオフィスの片隅にある複合機へと向かう。しかし、運悪く別の社員が使用していたようで、Cくんは順番を待つことに。使いたいときに使える、自分専用のスキャナが欲しくなる瞬間だ。
5分ほど経過し、ようやく複合機を使えるようになったCくん。複合機とはいえ、昨今の機種は機能が豊富なもの。ADFを利用して、書類をまとめてPDFにすることもできる。しかし、Aさんのオフィスで共用されている複合機は、サイズの違う書類を自動認識する機能がないため、事前に書類のサイズや方向を揃えたり、手動でPDFの設定をする必要があり、Cくんは四苦八苦。また、両面印刷の読み取りは、一回の操作で可能だが、自動反転して片面ずつ読み込むため、思いのほか時間がかかっているようだ。
大量の書類をスキャンするため長時間にわたり複合機を専有したことで、ちょっと周りから白い目で見られてしまったCくんだが、スキャン作業は何とか終了。300枚の書類を30分でデジタルデータ化した。
「DR-C225W」を使って書類をスキャンしたDくんは……
一方、Aさんから書類を受け取り、Dくんはさっそく机にある「DR-C225W」で読み取りを開始した。「DR-C225W」はADFに30枚の書類をセットできるため、渡された300枚の書類から30枚を取り出し、原稿の読み取りたい面を自分の方向に向けてそのままセット。
両面印刷の書類も表裏を一度に読み取れるため、用紙をスムーズにスキャンできているようだ。書類の中には用紙サイズの違うものも混じっているが、Cくんの使用とした複合機とは違い、設定を変えなくても正しい用紙サイズで自動認識された。スキャンの終わった書類は、内部でUターンして本体前面上方に排紙されるため、机の上でも大きなスペースを取らずに紙文書のデジタルデータ化が可能だ。
一部の書類は上下の向きが逆の状態で渡されたが、「DR-C225W」は向きを自動認識し、上下を揃えてPDF化してくれたようだ。また、傾いた書類も同様に自動補正されており、修正の手間いらずでスキャンが進む。こうして、300枚の書類の読み取りは、15分で終了した。