USB 3.1、4画面出力、UHS-IIなど最先端テクノロジーが目白押し

デスクトップモデルにも劣らない、最新のインターフェイスにも注目だ。左側面には有線ギガビットLANポート、USB 3.0×2、USB 3.1(Type C)/DisplayPort 1.2/Thunderbolt 3兼用ポート×1、マルチカードリーダを装備。USB 3.0よりさらに高速な転送が行え、また供給電力量が増えたUSB 3.1だけでもうれしいところ、さらに映像出力など多数の用途に使用できるType Cポートも搭載しているのが目新しい。またマルチカードリーダはUHS-II対応となっており、対応したSDカードを使用することで、UHS-Iの3倍となる最大312MB/sもの転送速度を実現できる。右側面は、ケンジントンポート、ライン入力、マイク入力、ヘッドフォン出力、ライン/光オーディオ出力、USB 3.0ポートと、サウンド機能が充実。本機のサウンドへのこだわりが見て取れる。

有線ギガビットLANポート、USB 3.0×2、USB 3.1(Type C)/DisplayPort 1.2/Thunderbolt 3兼用ポート×1、UHS-II対応マルチカードリーダを備えた左側面

右側面のインターフェイスは、ケンジントンポート、ライン入力、マイク入力、ヘッドフォン出力、ライン/光オーディオ出力、USB 3.0ポート

さらに、本体背面にも映像端子を中心としたインターフェイスを搭載。電源コネクタ、HDMI×1、DisplayPort×2を装備しており、出力のすべてが4K解像度に対応。本体の液晶ディスプレイとあわせて、最大4画面のマルチディスプレイ環境を構築可能だ。

本体背面には、電源コネクタ、HDMI×1、DisplayPort×2を搭載。最大4画面でのマルチディスプレイを実現できる

拡張の余地が多数残された本体内部

最後に、本体の内部構造を確認しよう。内部はストレージ用エリアとバッテリーエリア、そのほかのエリアで3分割されており、それぞれ個別に開けることが可能。CPUとGPUにはそれぞれにヒートパイプが取り付けられており、ケース背面に向かって熱を効率よく移動させてくれる。移動した熱は、シロッコファンによって背面から排気される仕組みだ。背面からは温度の高い空気が外部に排出されるため、背面スペースには気を配りたい。メモリスロットには2基の空きが見える。

NEXTGEAR-NOTE i71000BA2」のストレージはSSD×1のみとなるため、ストレージ用エリアにはSATA×1、M.2×1の空きスペースがある。BTOでストレージを追加するもよし、(自己責任となるが)自分でストレージを拡張するもよし、用途に合わせて拡張することで、末長く使えるノートPCとなりそうだ。

本体底面のフタ2枚とバッテリーを取り外したところ。背面に向けて張り巡らされた大量のヒートパイプが印象的だ

CPUとGPUの熱はヒートパイプによって本体背面のヒートシンクに移動し、シロッコファンによって外部に排気される

SATA、M.2、メモリなど、多数のポートに空きが残っている。BTOカスタマイズでの拡張、自己責任でのパーツ追加などに利用可能だ

最新プロセッサとマウスコンピューターの挑戦が生み出した型破りなノート

冒頭でも紹介したとおり、「NEXTGEAR-NOTE i71000BA2」の備える処理能力はデスクトップPCと同等だ。液晶ディスプレイを備え、ACアダプタで動作することで持ち運びを実現しているノートPCの特色はそのままに、デスクトップ用パーツを搭載している。この型破りな設計が行えた理由は、ワットパフォーマンスが日々向上している最新プロセッサと、マウスコンピューターの設計に対する挑戦にあるといっていいだろう。本機のスペックから考えれば、269,800円(税別)という価格は、むしろ安価といってもいいくらいだ。ノートPCの皮を被りながらも、デスクトップPCの性能を備えた「NEXTGEAR-NOTE i71000シリーズ」は、ハイパフォーマンスノートを求めるユーザーや、VR環境に向けたノートPCをお探しの方にとって、唯一無二の選択肢となるだろう。

標準スペック

メーカー マウスコンピューター
型番 NEXTGEAR-NOTE i71000BA2
ディスプレイ 17.3型フルHDノングレア液晶(1920×1080)
CPU インテル Core i7-6700
メモリ 16GB PC4-17000 DDR4 SO-DIMM
SSD 120GB Serial ATAIII
チップセット インテル Z170 Express
光学ドライブ
グラフィックス NVIDIA GeForce GTX 980
OS Windows 10 Home 64ビット
LAN ギガビット(10/100/1000)LAN、IEEE802.11 b/g/n対応無線LAN
インターフェイス USB 3.0×3(右側面×1、左側面×2)、USB 3.1×1(左側面×1、DisplayPort、Thunderboltと共用)
サイズ W418×D295.3×H40.9mm(折り畳み時)
重量 約3.9kg
バッテリー駆動時間 約2時間
価格 269,800円(税別)

上記スペックは、あくまで構成の一例だ。BTOを駆使して、ぜひ自分好みの一台を作ってみてほしい。

価格・構成については、2016/3/25(記事作成日)現在の情報です。最新情報についてはマウスコンピューターのサイトにてご確認ください。

マウスコンピューター/G-Tune

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