最新の3DゲームもデスクトップPCのように動作

実際に「NEXTGEAR-NOTE i71000BA2」の性能を3Dゲームのベンチマークテストで測定してみよう。始めに人気シリーズの最新作「Rise of the Tomb Raider」のベンチマークを、DirectX11にて実行。設定は"最高"、アンチエイリアスなしだ。発売するたびにその時代ごとのハイエンドグラフィックス技術が使用されるトゥームレイダーシリーズだが、本機では1920×1080ドットでもOverwell score"81.60FPS"ものフレームレートを出すことができる。

「Rise of the Tomb Raider」ベンチマーク中の画面

「Rise of the Tomb Raider」ベンチマークの結果

続いて、国産MMOの定番タイトル「ファイナルファンタジーXIV: 蒼天のイシュガルド ベンチマーク」でベンチマークテストを実行してみた。画質はDirectX11の最高品質に設定して計測。1280×720ドットはもちろんのこと、1920×1080ドットの評価も余裕で"非常に快適"となる。また「ドラゴンクエストX ベンチマークソフト Ver.1.4k」ではスコアが頭打ち状態となっており、解像度を変更してもスコアがほとんど変わらない。1280×720ドット、1920×1080ドット共に、"すごく快適"評価を得ることができた。

「ファイナルファンタジーXIV: 蒼天のイシュガルド ベンチマーク」DirectX11/最高品質:フルHDのスコア

「ファイナルファンタジーXIV: 蒼天のイシュガルド ベンチマーク」の結果

「ドラゴンクエストX ベンチマークソフト Ver.1.4k」最高品質・フルHDのスコア

「ドラゴンクエストX ベンチマークソフト Ver.1.4k」の結果

総合性能も問題なし。ゲーム以外でも快適な動作が可能

あわせて、一般的なベンチマークテストも試しておこう。「WIN SCORE SHARE」を利用してWindowsエクスペリエンス インデックス スコアを見てみると、高いパフォーマンスが確認できる。そのスコアは、プロセッサが"8.4"、グラフィックスが"8.8"と、まさに最高レベルだ。「CINEBENCH R15」では、特にノートPCらしからぬスコアが際立つ。シングルGPUながらも、OpenGLでは"113.41fps"もの数値を叩き出しており、その処理能力の高さを見て取ることができる。また、ストレージにはSSDが搭載されているため、「CrystalDiskMark」のスコアも高く、全方位から見てすきのないPCに仕上がっている。

「WIN SCORE SHARE」にて計測したWindowsエクスペリエンス インデックス スコア

「CINEBENCH R15」のベンチマーク結果

「CrystalDiskMark 5.1.2」で計測したSSDの速度

Futuremarkの「PCMark 8」と「3DMark」においても、デスクトップと比べても遜色ないスコアが計測できる。「PCMark 8」Home acceleratedでは、特にCasual Gamingにおいて高い数値を確認でき、本機のグラフィックス性能の高さを裏付けている。また「3DMark」のFire Strikeにおけるグラフィックステストでも、"60FPS"前後と疑いようがない数値を見せる。Extreme、Ultraと負荷が高くなるに従ってスコアこそ下がるものの、ノートPCでここまでの動作を可能とするのは、驚異的といえるだろう。

「PCMark 8」Home acceleratedのベンチマーク結果

「3DMark」Fire Strikeのベンチマーク結果

「3DMark」Fire Strike Extremeのベンチマーク結果

「3DMark」Fire Strike Ultraのベンチマーク結果