「Rise of the Tomb Raider」のフレームレートを見る
それでは、実際のゲームでのフレームレートや、ゲームベンチマークでG-GEAR mini「GI7J-B64/T」とG-GEAR note「N1562J-710/E」を比較していこう。最初にテストするのは、最新のゲームタイトル「Rise of the Tomb Raider」だ。冒頭の雪山のシーンの平均フレームレートを、「Fraps」を用いて計測した。
発売したばかりのタイトルだけに、グラフィックスの設定を"最高"にするとやはり動作は重め。G-GEAR miniではフルHDでもなんとか30FPSを超えることができるが、G-GEAR noteでは"中"まで下げなければ遊ぶのが難しそうだ。同じ"GTX 960"という名称を与えられていても、やはりデスクトップ用GPUとノート用GPUでは処理能力の差が大きい。ゲームを進行させるとさらに負荷のかかるシーンが増えるため、実際には両モデルとも調整が必要となるだろう。とはいえ、最新の美麗グラフィックスをここまで動作させられるのはさすがだ。
「ファイナルファンタジーXIV: 蒼天のイシュガルド」の動作は?
次に「ファイナルファンタジーXIV: 蒼天のイシュガルド ベンチマーク」を、DirectX11の最高設定で試そう。G-GEAR miniはフルHDでも"非常に快適"という評価を得ることができ、その性能には全く不満がない。G-GEAR noteも健闘しているものの、評価は"快適"まで落ちてしまう。G-GEAR noteでエンドコンテンツを遊ぶなら、解像度か設定を下げるのが無難だろう。
3D負荷が軽めの「ドラゴンクエストX」を試す
続いて「ドラゴンクエストX ベンチマークソフト Ver.1.4K」を最高設定で動かしてみよう。「ドラゴンクエストX」は、上記2タイトルに比べると負荷が軽めだ。それを裏付けるかのように、スコアは両機種とも上々。G-GEAR miniはいうに及ばず、G-GEAR noteでも"すごく快適"という評価を得ることができた。仲間8人合同で行うコンテンツでも、快適なプレイが楽しめそうだ。
「3DMark」Fire Strikeの結果と消費電力
最後に、Futuremarkの定番ベンチ「3DMark」のゲーミングPC向けベンチ「Fire Strike」を動かしつつ、消費電力を見てみよう。Graphics scoreでは、デスクトップPC向けのGPUを搭載しているG-GEAR miniがやはり優秀なスコアを見せ、総合スコアで優位に立つものの、Physics scoreはCore i7を搭載するG-GEAR noteがスコアを伸ばすという面も確認できる。消費電力は、やはりノートPC用デバイスを搭載するG-GEAR noteが有利だ。
消費電力は、Windows 10のアイドル時は大きく変わらないが、最大消費電力で60W近い差が現れる。電力面では、モバイル用途も考慮されたノートPCが圧倒的に有利だ。省エネというメリットを最大限に得たいのであれば、G-GEAR noteの選択がマストとなる。
消費電力の調査結果 | ||
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状態 | G-GEAR mini 試用機 |
G-GEAR note 試用機 |
最小【Windows 10 アイドル時】 | 43W | 41W |
最大【3DMark Fire Strike実行時】 | 171W | 113W |
コストパフォーマンスで選ぶなら「G-GEAR mini」がおすすめ
これまでに確認したG-GEAR miniとG-GEAR noteの特徴をまとめよう。デスクトップPCであるG-GEAR miniの最大のメリットは、やはりパフォーマンスといえる。3D処理能力の高いグラフィックスカードを利用できるのは、ゲーミングPCにとって重要なポイント。また高い性能にもかかわらず価格もノートPCより抑えることができ、コストパフォーマンスも優秀だ。周辺機器を自由に選べる点や、パーツを買い換えて性能をグレードアップさせ、長く使えるという自作PCのメリットも享受できる。スペースに余裕があるなら、よりゲームを楽しめるのはこのG-GEAR miniだろう。
ノートPCであるG-GEAR noteのメリットは、設置スペースとモバイル性だ。デスクトップ型ゲーミングPCと比べても少ない面積で済むため、住居内のスペースに余裕がない方でも快適にゲームをプレイできる。また持ち運びはノートPCの専売特許ともいえ、外出先でも全く同じ環境でゲームを遊ぶことが可能だ。そして、消費電力が低いことも、昨今のエネルギー事情を踏まえると大きなメリットといえるだろう。環境を考慮すると、G-GEAR note以外の選択肢がない方も少なくないと思われる。
世間では新生活シーズンがスタートする時期。新しい環境に移り、PCライフを検討し直さなければならない方も多いだろう。さまざまなサイズと価格から、それぞれのプレイスタイルに合ったゲーミングPCを選択できる、ツクモのG-GEARで、2016年も快適なゲームライフを送ってほしい。
(マイナビニュース広告企画:提供 Project White)
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