機能性も兼ね備えたシックなデザイン
それではここから、MB-W830X-SHの外観を見ていきたいと思う。デザイン面に関しては、ラバー調のマットブラックを主体としているため落ち着いた印象が強い。シックなデザインが好きな人はもちろん、「ハイスペックノートPCが欲しいけれど、ゲーミングPCは派手すぎてちょっと抵抗が……」という人にもオススメだ。
17.3型液晶を搭載しているだけに、本体サイズはW413×D285×H31.9(折り畳み時)mmと、ノートPCの中でもかなり大きめ。しかし、そのおかげでキーボードのレイアウトや各種ポートの配置にはかなり余裕がある。
キーボードは、キーピッチ約19m、キーストローク約2mmで快適な作業をサポートしてくれる。大型サイズのノートPCにありがちな、キーボード中央部を強く押すと全体にゆがみが生じるようなこともない。もちろんテンキー付きなので、表計算ソフトなど数字入力が多い作業でも効率アップが期待できる。ちなみに、キーボードにはLEDバックライトが装備されており、暗い場所での入力作業も可能だ。
インタフェースに関しては、周辺機器との接続に必須のUSBポートを4基搭載。すべてUSB 3.0のためデータの高速転送が可能。加えて本体右側面と背面に各1基、左側面に2基と分けて配置しているため、端子やケーブルが互いに干渉し合うことなく利用できる。背面に配置されたHDMI端子とmini DisplayPortは、例えばサブディスプレイを常時接続するような使い方でも、ケーブルが邪魔にならず便利だ。
本体右側面には、マルチカードリーダー、USB 3.0ポート×1、RGBポート、有線LANポートを装備 |
左側面に配置された、USB 3.0ポート×2、S/PDIF出力端子、マイク端子、ヘッドフォン端子、ブルーレイディスクドライブ |
省スペースかつ高性能なメインPCとしてフル活用
実際にMB-W830X-SHを試用してみた感想としては、デスクトップPCと比べて省スペースでありながら、極めて高いパフォーマンスを発揮してくれる完成度に驚かされた。通常、こうしたハイスペックノートPCはその性能ゆえに本体に熱がたまることも多いが、ベンチマークテスト中にパームレスト部分が熱くなるようなこともなく、排気効率の良さがうかがえる。また、本体左右に排気口があると、高負荷がかかる作業中に熱や音が気になるものだが、本機では背面に排気口を設けており、快適に作業ができるのも好印象だ。
ちなみにバッテリー駆動時間については「BBench」を使用し、無線LAN機能をオンにした状態で測定したところ、3時間25分01秒という結果が出た。これだけハイスペックなノートPCとしてはかなり優秀であり、部屋間の移動だけでなく、ちょっとした外出先でも十分に対応してくれるだろう。
このようにMB-W830X-SHは、デスクトップPCの代わりとして使える優れたパフォーマンスを持ちながら、部屋間の移動などが手軽に行える利便性も兼ね備えた、非常に完成度の高いモデルに仕上がっている。「ハイスペックなノートPCが欲しい!」という人はもちろん、「デスクトップPCは設置場所に困る」という人も、ぜひ選択肢に追加していただきたい。
標準スペック
メーカー | マウスコンピューター |
---|---|
型番 | MB-W830X-SH |
ディスプレイ | 17.3型フルHDノングレア液晶(1920×1080) |
CPU | インテル Core i7-6700HQ |
メモリ | 16GB PC3-12800 DDR3L SO-DIMM |
M.2 SSD | 256GB Samsung SM951シリーズ(M.2規格/PCI Express Gen3 x4接続) |
HDD | 1TB SerialATAII |
チップセット | モバイル インテル HM170 Express |
光学ドライブ | ブルーレイディスクドライブ |
グラフィックス | NVIDIA GeForce GTX 960M |
OS | Windows 10 Home 64ビット |
LAN | ギガビット(10/100/1000)LAN、IEEE802.11 b/g/n対応無線LAN |
インタフェース | USB 3.0×4(右側面×1、左側面×2、背面×1) |
サイズ | W413×D285×H31.9mm(折り畳み時) |
重量 | 約3.0kg |
バッテリー駆動時間 | 約4時間 |
価格 | 169,800円(税別) |
価格・構成については、記事掲載時点の情報です。最新情報についてはマウスコンピューターのサイトにてご確認ください。
(マイナビニュース広告企画:提供 マウスコンピューター)
[PR]提供:マウスコンピューター