電子ピアノならではの魅力

鍵盤のタッチや音色は、ともにグランドピアノの響きを実現させるための重要なアプローチだが、これに加え、CELVIANO Grand Hybridでは"電子ピアノならではの魅力"も追求された。それは特別な演奏体験を実現する3つのモードに集約されている。

ひとつはGP-500BPに盛り込まれた「シーン」機能だ。ショパンやリストなどの作曲家による楽曲、ジャズやイージーリスニングなどのジャンルによる楽曲を弾く際に、最適な音色、響き、エフェクトなどを組み合わせてプリセットしている。そのほか、内蔵されたオーケストラの音源を再生しながら共演できる「コンサートプレイ」、世界各所の"ホール"における音響特性を再現する「ホールシミュレーター」といった機能は、全モデルで搭載だ。

「シーン」と「コンサートプレイ」の利用イメージ。コンサートプレイは、収録されているオーケストラの生演奏と共演できるユニークなモードだ

CELVIANO Grand Hybridシリーズは2015年9月から順次、出荷が始まっているが、カシオにはすでに大きな反響が寄せられているという。楽器事業部の阪下彰氏は「普段はグランドピアノを弾いている、音大生の方にも好評を得ている。ありがたい」と相好を崩した。

今回、思いがけずCELVIANO Grand Hybridを初体験した音大生の高橋さんは、取材後「大学に置いてあるアップライトピアノよりも弾きやすく、音も良く感じました」と素直に話してくれた。

グランドピアノほどのスペースを取らず、夜間でもヘッドホンで練習できる、といった電子ピアノならではの利点もある。高橋さんによれば、「賃貸住宅のなかには、楽器の演奏は許可されているけれど、グランドピアノはだめという物件も多いんです」とのこと。実際に、ピアノの初心者はもちろん、音大生のような専門的にピアノを習っている人にも、電子ピアノのニーズは広がっている。

楽器事業部の伊藤直明氏と新野立子氏は、「とにかく自然な弾き心地にこだわった。楽器店などで見かけたら、ぜひ、さわっていただければ」と口をそろえる。特に、座った状態で一番良い音が聞こえるように設計されているとのことで「できれば、座って演奏してみてください」と話した。

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