便利なジェスチャー機能を搭載し、カメラ機能も充実
スマートフォンを使っていて、やや手間に感じるのが、画面オフの状態から復帰する際ではないだろうか。端末の電源ボタンを押してから画面をスワイプし、ロックを解除するというわずかな操作ではあるが、1日に何回も使うスマートフォンだけに、わずかの積み重ねが大幅な時間のロスになっているかもしれない。そんなスマートフォンの使い勝手の悪さを解消するLiquid Z530の便利機能が「クイックタッチ」だ。
設定画面からクイックタッチをONにすると、画面オフ時のジェスチャー操作が可能になり、各機能をすばやく呼び出すことができる。例えば、画面オフ状態時に画面をスワイプして「C」と描くと、電源ボタンを押す手間なく、カメラを起動してすぐに撮影を行える。
同様に、「I」と描けば画面のロックを解除できるほか、「V」と描いて電話アプリを起動したり、「Z」と描いて音楽を再生/一時停止することが可能。スマートフォンを机に置いているときや、片手がふさがっているときなどに、特に便利な機能だといえるだろう。
また、昨今ではカメラ機能がスマートフォンの注目ポイントになっているが、Liquid Z530はカメラ機能も充実している。前述の通り、25,000円前後という低価格帯の端末ながら、リア・フロントともに800万画素カメラを搭載。同程度の価格帯のスマートフォンでは、フロントカメラが500万画素以下のものが多いため、自撮りをよりきれいに撮影したい人に最適といえそうだ。さらに、フロントカメラは84度の広角レンズを搭載しており、また音声操作にも対応しているので「セルフィー」と言えば自動でフロントカメラに自動で切り替わりシャッターボタンを押さずに大人数での記念撮影も手軽に自撮りすることができる。
Liquid Z530の音声操作は他にも、「キャプチャ」「笑顔」「チーズ」と発声してシャッターを切れるほか、リア・フロントカメラの切り替え、撮影モードの切り替えも音声で操作することが可能だ。撮影モードとしては、ノーマルのほか、自動補正を行ってくれる"ばっちりマジック"、"HDR"、"美顔"、"パノラマ"、"笑顔撮影"などを搭載。"笑顔撮影"モードでは、被写体の笑顔を認識して、自動でシャッターを切れる。
また、シャッターボタンの長押しで連続撮影ができるほか、お気に入りの撮影モードを登録して、シャッターボタン左側にあるボタンからHDR撮影などをすばやく行うことが可能。モノクロやセピアといったエフェクトを適用することもでき、標準のカメラアプリだけで自由自在な撮影が可能になっている。また、ビデオモードではフルHD動画の撮影に対応し、タイムラプス動画の撮影も可能だ。