テンキーを備えたアイソレーションタイプのキーボード

キーボードは近年定番化しているアイソレーションタイプを採用しており、すっきりとした印象を受ける。15.6型というサイズを活かし、標準でテンキーを搭載している点は、表計算ソフトなどで数字を連続して入力する人にはうれしいポイントだろう。キーストロークは浅めで、キー配列はカーソルキー周辺に一部変則的な箇所が見られるものの、おおむね素直に打鍵することが可能だろう。

また付属のユーティリティソフトから、マクロキーの設定を行ったり、ゲームプレイ時には左ウィンドウズキーを無効化したりすることもできる。電源ボタンはキーボード右上に配置されており、電源投入時には青色のLEDが輝く。スピーカーは底面部手前に内蔵されており、なかなか高品質な出力が行える。「Sound Blaster CINEMA2」がプリインストール済みで、音声出力を疑似サラウンド化可能だ。

キーボードはストロークが浅めのアイソレーションタイプ。テンキーを標準装備している点がうれしい

タッチパッドは天板やパームレストと同じグレー。左右ボタンは独立しているため、しっかりと押し分けることが可能

キーボード右側の様子。カーソルキー周辺の配置が少々特殊で、右のShift/Ctrlキーを多用する人は気を付けたい

キーボード左側の様子。Fnキー以外は標準のキー配列とほぼ変わらず、打ち間違いの心配なく文字入力が行える

体感速度を引き上げる高速SSDを標準搭載

LB-FH520S-SSD」という型番通り、本機には標準でキングストン製のSSDが搭載されている。PCの動作のボトルネックとなっていたストレージが高速化することで、Windowsの体感速度は劇的に向上する。ストレージの速度を測定するベンチマークソフト「CrystalDiskMark」の結果を見ても、その高速性を明らかだ。とはいえ、標準で搭載されている製品は120GBモデル。容量に不安を感じるなら、BTOカスタマイズにて大容量のSSDに変更したり、mSATAのSSDを追加することを検討するといいだろう。

「CrystalDiskMark 5.0.2」で計測したSSDのベンチマーク結果。HDDとは比べものにならないアクセス速度を確認できる

120GBの容量で不足を感じる場合は、BTOカスタマイズにてSSDの変更や追加を検討しよう