最後に、各種ベンチマークソフトにてG-GEAR miniの性能を測っていくことにしよう。まずはWindows 8.1の動作の指針となるWindowsエクスペリエンス インデックス スコアを「WIN SCORE SHARE」にて確認。プロセッサとメモリが”7.9”、グラフィックス2項目が”8.3”と、ゲーミングPCとしての基礎能力をしっかりと備えている様子だ。なおプライマリハードディスクはHDDとなるため”5.9”止まり。ディスクのスコアを向上させたい場合はSSDの追加を検討しよう。またCPUとOpenGLの性能を測る「CINEBENCH R15」においても、安定したスコアが確認できた。

「WIN SCORE SHARE」にて確認したWindowsエクスペリエンス インデックススコア

「CINEBENCH R15」のベンチマーク結果

続いて、Futuremarkの定番ベンチ2本を試そう。PCの総合的な性能を計測する「PCMark8」の結果は”4402”と過不足なく、日常のPC作業を難なくこなせることだろう。Casual Gamingの値も90fps近い数値が出ている。「3DMARK」の各テスト結果も上々だ。Sky Diver以下は言うに及ばず、Fire Strikeのスコアも「6251」と、最新の3Dゲームをしっかり楽しめる処理能力を有しているのがわかる。

「PCMark 8」Home accelerated 3.0によるベンチマーク結果

3DMark」によるベンチマーク結果

あわせて、国産ゲームの定番タイトルのベンチマークテスト2本も試しておこう。今回実行したのは「ファイナルファンタジーXIV: 蒼天のイシュガルド ベンチマーク」と「ファンタシースターオンライン2 キャラクタークリエイト体験版 Ver.2.0」だ。ファイナルファンタジーXIVのベンチマークでは、1920×1080・最高品質・DirectX11という、一般的な解像度での最高設定でも”非常に快適”という結果を得ることができた。GeFroce GTX 960の実力がいかんなく発揮された結果と言えるだろう。ファンタシースターオンライン2のベンチマークテストにおいてもスコアも極めて高く、やはり評価はいずれも”快適に動作”となった。

ファイナルファンタジーXIV: 蒼天のイシュガルド 1920×1080 最高品質 DirectX11の結果

ファイナルファンタジーXIV: 蒼天のイシュガルド ベンチマーク / DirectX 11
スコア 評価
1280×720/高品質(デスクトップPC) 13068 非常に快適
1280×720/最高品質 12733 非常に快適
1920×1080/高品質(デスクトップPC) 8148 非常に快適
1920×1080/最高品質 7032 非常に快適

ファンタシースターオンライン2 キャラクタークリエイト体験版 Ver.2.0 1920×1080 簡易設定5の結果

ファンタシースターオンライン2 キャラクタークリエイト体験版 Ver.2.0
スコア 評価
1280×720/簡易設定3 119685 快適に動作
1280×720/簡易設定5 72448 非常に快適
1920×1080/簡易設定3 69466 非常に快適
1920×1080/簡易設定5 39563 非常に快適

PCの進化を体現した、新しいゲーミングPCのカタチ

PCのフォームファクタの代表例となるATXは、現在でも使用され続けているものの、昔のように拡張スロットが埋め尽くされることはほぼなくなった。グラフィックスやサウンド、ネットワーク機能などはすべてオンボード搭載され、今となっては拡張スロットになにも挿入せずとも動くPCがメインストリームだ。最新のゲームをプレイする場合に必要なグラフィックスカードこそいまだ需要は高いが、逆にグラフィックスカードさえ挿せれば他に拡張スロットを必要とするものはすでに少なく、転送速度の向上したUSBなどで事足りるものとなっている。必要な機能が実現できれば、巨大なケースは当然不要。コンパクトゲーミングPCが増えてきた背景には、そんなPCの進化の歴史があるといっていいだろう。

G-GEAR miniも、ゲーミングPCに求められる性能維持したまま、コンパクト化に成功したPCの一台といえる。小型ケースの弱点である冷却性能やストレージ搭載数をさまざまな工夫で克服した「G-GEAR mini GI7J-B63/E」は、これからのゲーミングPCの1つの形を体現したモデルといえそうだ。

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