RAID 0構築の手順その2 - Windows 8.1をRAIDボリュームにインストール

Samsung SSD 840 EVO(120GB)×2台によるRAID 0の構築が完了したら、次はWindows 8.1のインストールだ。ここでは、DVDから起動してWindows 8.1のインストールを行っているが、USBメモリからの起動でも手順は同じだ。

Windows 8.1のインストーラは、チップセットのRAID機能に標準で対応しているため、RAIDボリュームへのインストールといっても、特別なドライバなどを別途読み込ませる必要はない。インストール手順は下に示した通りだが、1台のHDDやSSDにインストールする場合とまったく同じだ。参考までにインストール画面を追いかけておく。

(図21)Windows 8.1のインストールDVDから起動すると、このような画面が表示されるので、確認して「次へ」をクリック

(図22)「今すぐインストール」をクリック

(図23)プロダクトキーを入力

(図24)インストールの種類で「カスタム」を選択

(図25)インストール場所を確認して、「次へ」をクリック

(図26)Windows 8.1のインストールが開始される

(図27)再起動後、好きな色やPC名などのパーソナル設定を行う

(図28)通常は「簡単設定を使う」を選択すればよい

(図29)Microsoftアカウントを設定

Windows 8.1のインストールが完了したら、インテルラピッド・ストレージ・テクノロジー(以下、Intel RST)をインストールする(http://www.intel.com/p/ja_JP/support/highlights/sftwr-prod/imsm)。Intel RSTをインストールすることで、SSD RAIDの性能を最大限に引き出せるようになるほか、SSDを使い続けた際のパフォーマンス低下を防ぐ機能「TRIM」も有効になる。

(図31)Intel RSTのインストールを行う。インストーラを起動して「次へ」をクリック

(図32)「使用許諾契約書の条件に同意する」にチェックを付けて「次へ」をクリック

(図33)インストール先はデフォルトフォルダでかまわないので、「次へ」をクリック

(図34)Intel RSTのインストールが完了したら、再起動を行う

(図35)インテルラピッド・ストレージ・テクノロジーのメイン画面。ストレージシステムをきちんと「RAID 0」として認識している。RAID 0でもTRIM対応なのが1つのポイント