さて、同機で圧巻ともいえるのが、バッテリ駆動時間だ。モバイルノートを使ったことがあるユーザーなら、外出先でバッテリが持ちこたえるかどうか、ヒヤヒヤした経験があるだろう。だが、同機の場合、JEITA測定法で約21.1時間のロングランを実現。これなら日中持ち歩いていても安心だ。また、先ほどは11型ワイドサイズ機を引き合いに出したが、ここでも13.3型ワイドが有利といえる。ボディサイズに余裕があれば、それだけ大型のバッテリを搭載できるのは自明の理だからだ。携帯性を重視して小型のモバイルノートを手に入れたけれども、バッテリ駆動時間が不安でACアダプタや予備バッテリも携行した結果、重くなってしまったというのも避けられる。
さらに同機は、光学ドライブを脱着できる「モバイルマルチベイ」に対応している。本体重量は約1.59kg(HDD/ハイブリッドHDD選択時)だが、光学ドライブが不要なときは取りはずして約1.48kgに軽量化できる。またオプションの増設用バッテリをこのベイに組み込めば、約28.1時間まで駆動時間を延ばせる。なお、さらに軽量なモデルを求めるのなら、タッチ非対応でノングレア液晶を採用した「LIFEBOOK WS2/M」という選択肢もある。こちらは、モバイルマルチベイ装着時で約1.36kg(HDD/ハイブリッドHDD選択時)となっている。