自己所有のパソコンやスマートフォンなどをビジネスに活用する「BYOD」(Bring your own device)。当初このBYODは、企業側やシステム部門にとっては、どちらかというとネガティブな存在だった。情報セキュリティの観点から“個人所有の端末を業務に使うのはよろしくない!”というわけだ。ところが最近は、BYODに対応したネットワーク環境を整え、さらには運用ルールをキッチリと定めている企業が増えている。仕事の効率を高める上で、個人所有のデバイスを活用することが欠かせない時代になったといえる。
こうした時勢だからこそ、4月から始まる新年度に向け、新しいデバイスの購入を検討している方も多いだろう。では、プライベートで利用しつつもビジネスにも活用できる最良のデバイスとはどういう製品だろうか? ズバリ、各アプリケーションをストレスなく動作させられるパフォーマンスを備え、しかも一日中使っていても不安のないバッテリ駆動時間を実現したモバイルノートこそオススメ。こうした高性能モバイルノートは高額なイメージがつきまとうが、カスタムメイド対応機なら予算に合わせて仕様変更でき、さらには直販サイトならではのクーポンも随時発行。予想以上に安価な予算で購入できる。何よりも、4月から施行される消費税率アップの前に手に入れておきたいものだ。
機動力の高さと使いやすさのバランスがグッド
さて、前述したようにビジネスにもプライベートにも活用できるノートPCを探しているのなら、ぜひチェックしていただきたい製品がある。それが富士通の「LIFEBOOK SHシリーズ WS1/M」だ。この製品は、店頭販売される「LIFEBOOK SH90/M」のカスタマイズ対応版。富士通の直販サイト「富士通WEB MART」で、CPUやメモリ容量、ストレージ構成などをチョイスして購入できる。このマシンがなぜビジネス活用に最適なのか、探ってみよう。
まず、注目してもらいたいのが13.3型ワイド液晶サイズだということ。モバイルノートにはもうひとまわり小さい11型ワイド液晶という潮流もあるが、このサイズは確かに携帯には有利だが、キーボードが窮屈になったり、ディスプレイの表示が小さくて見にくかったりする。サブ機として使うには申し分ないが、ビジネス活用の主役として考えるには力不足ともいえる。その点、同機は13.3型ワイドという持ち運びやすいサイズながら、横ピッチ19mm(縦18mm)、ストローク1mmのキーボードを搭載している。また、このキーボードは富士通十八番の「サイドカラードキー」となっており、視認性に優れているのが特徴だ。 液晶ディスプレイそのものにもトピックがある。通常、13.3型ワイドだと解像度は1,366×768ドットというのが相場。ハイエンドモデルでも1,920×1,080ドットのフルHDどまりだろう。ところが同機は、2,560×1,440ドットの超高解像度ディスプレイを採用している。これは、フルHDの約1.8倍の情報を表示可能な数値で、ウェブサイトを確認しながら文書を作成したり、セル数が多い表組みをチェックしたりするのに有利だ。なお、この液晶は消費電力が低いタッチ対応「IGZO」ディスプレイ。後述するバッテリ駆動時間の延伸にも寄与しているうえ、タッチによる直感的な操作も行える。
2,560×1,440ドットの超高解像度ディスプレイを採用。タッチパネル式なのでWindows 8のインタフェース操作にも最適だ |
アイソレーションタイプのキーボードは、横ピッチ19mm、ストローク1mmと実用的 |