換装は超簡単! -起動テスト編-

換装作業が終わったら、電源を入れて起動テストを行う。OSが起動してログインできたら、問題なく使うことができる。筆者の環境ではスムーズに移行できたが、もしうまくいかなかった場合、換装作業を見直して、特にコネクタの接続がうまくいっているか、断線していないか等、チェックしてみよう。また、移行ツールが正常に終わらなかったケースも考えられるので、その場合はHDDへ戻して再度やり直してみよう。

換装後、無事にOSが起動すれば作業は終了だ

実は出荷時のWD Black2 デュアルドライブは、SSDだけが見えていてHDDが認識されていない状態に設定してある。これを解除するには、もうひとつの無償ツール「WD Black2 installer」が必要だ。これも同じくダウンロードできるので、入手してインストールしておこう。実行するだけでHDD部分も認識されるようになる。

この作業が終われば、あとはこれまでとは打って変わった高速アクセスと大容量ドライブを両方とも使うことができるというわけだ。250GB HDDの時と比べて圧倒的な違いに筆者も感涙だ。

「WD Black2 installer」でHDDを認識できるようにする

左が換装前、右が換装後の「ディスクの管理」のパラメーターだ。ご覧のようにSSDとHDDは同一ドライブのパーティションで区切られている

換装後のマイコンピューターから見るとこのようになる。C、D、Eドライブが換装前のHDDをクローンしたSSD領域。ローカルディスクGドライブがHDD領域となる