SSD+HDDのツインドライブも選択可能
ゲーム起動時やステージ読み込み時に待ち時間が長いと、ゲームの世界観に入り込みづらい。それを解消してくれるのがSSDだが、容量が少ないのが弱点だ。ゲームだけをするマシンならばSSDでも十分こと足りるのだが、いくつかのゲームをインストールしたうえで、ほかのことにもPCを使おうと思うと容量が足りなくなってくる。
ガンガンゲームができるSSDと、動画や画像をたくさん保存できる大容量のHDDが両方搭載できるのが理想だが、ノートPCでそれができるマシンは多くない。しかしG-GEAR N158Jシリーズならば、その理想を諦めなくていい。試用機には128GBのSSDと500GBのHDDの両方が搭載されていた。もちろん起動などは十分高速で、SSDらしいキビキビとした動きを見せてくれる。
インタフェースもかなり充実している。本体左側にはIEEE1394ポート、有線LANポート、USB 3.0ポート×2、USB 3.0/eSATAコンボポート×1、メディアカードリーダーが並んでいる。本体右側は光学式ドライブ、オーディオポート類、USB 2.0ポート×1が並ぶ。背面側にDisplayPort、HDMI出力ポート、DVIポートが1つずつ並んでおり、外部ディスプレイにも接続しやすい。
内部的にも外部的にも、ノートPCだから我慢するという部分がなく、デスクトップPC並のものがそろっているのがありがたい。
本体左側にIEEE1394ポート×1、有線LANポート×1、USB 3.0ポート×2、USB 3.0/eSATAコンボポート×1、メディアカードリーダー×1を配置 |
本体右側には光学式ドライブ、オーディオポート類、USB 2.0ポート×1が並んでいる |
気分を盛り上げてくれるイルミネーションキーボード&2.1chウーファー内蔵スピーカー
サウンド機能も充実している。ONKYO製2.1chウーファー内蔵スピーカーを搭載しており、クリエイティブのオーディオ技術である「THX TruStudio PRO」にも対応している。ノートPCでも、かなりしっかりとした音でゲームが楽しめるというのがうれしい。
またキーボードも面白い。テンキーを搭載しているうえ、一般的に小さく押し込まれがちなカーソルキーが大きかったり、ゲーム操作や文字入力でそれほど重視されないキーが小さくなっていたりと独特の配列だ。文字入力を主体とするならば少々癖があるだろうが、ゲームをするには便利なくらいだろう。
しかも光る。ゲーミングPCではどこかが光るという仕掛けはよく採用されていて、キーボードが光るというのも珍しくはない。しかしG-GEAR N158Jシリーズの場合、光方がほどよい。アイソレーションタイプのキーボードではあるのだが、小石型のキーが並ぶのではなく、中央部に小石型の盛り上がりをつけたキーを並べた独特の形で、この刻字部分が透ける。よくある隙間から光りが漏れる光り方ではなく、キートップの文字が透けて光るのだ。
カラーや点滅については簡単に調整することができるから、音に合わせてダンスするような光り方で気分を盛り上げることもできるし、ぼんやりとキートップが輝く近未来的な雰囲気を楽しむこともできる。