パフォーマンスをチェックしてみよう。評価機はCPUにCore i5-3570K、メモリ8GB、グラフィックにAMD Radeon HD 7850という構成。ストレージは前述したSSDキャッシュ仕様ではなく、システムディスクに120GBのインテル製SSD、データ領域は1TBのHDDという組み合わせだった。まずはWindows エクスペリエンス インデックスのスコアだが、プロセッサとメモリで「7.8」となった。Windows 8では「9.9」が最高ポイントだが、十分なスコアだといえるだろう。注目したいのはプライマリ ハードディスクのスコアで「8.1」はSSDの中でも優秀な数値。実際にCrystalDiskMark3.0.1で計測してみると、シーケンシャルリードは451.6MB/sとなった。これは前世代のSSDに比べ倍速ともいえる結果だ。
豊富にラインナップされるグラフィックボード
各種ベンチマークの結果は、CINEBENCH 11.5のCPUが「5.95pts」、OpenGLが「76.52fps」。3DMark11のPerformanceが「P5657」、ファンタシースターオンライン2(PSO2) キャラクタークリエイト体験版のスコアが「37467」という結果だった。試用機に搭載されていたRadeon HD 7850は、購入しやすい価格に抑えられた高性能ミドルレンジに位置づけられるGPU。ハイエンドほどのパフォーマンスには届かないが、十分に快適にPCゲームが楽しめるレベルといえる。なお、グラフィック性能にこだわるのなら、Radeon HD 7870やRadeon HD 7950、NVIDIA GeForce 680といったGPUも用意されているので、それらをチョイスするとよいだろう。ただし、ハイエンドなグラフィックボードを選ぶ際は、650W以上の電源ユニットを選択する必要がある。
各種ベンチマークの結果 | CINEBENCH 11.5(CPU) | 5.95pts |
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CINEBENCH 11.5(OpenGL) | 76.52fps |
3DMark11(Performance設定) | P5657 |
PSO2 キャラクタークリエイト体験版 | 37467 |
目立たないがキーボードやマウスのBTOメニューにも注目したい。ゲーマーに高く支持されているSteelSeriesや、優れた打鍵感でディープなファンが多い東プレの製品が用意されている。こうした周辺機器とあわせて購入してみるのもよいだろう。
Radiant GZ2100Z77はインテルZ77を核にしたベーシックなミドルタワーだが、豊富なカスタマイズメニューにより、さまざまな用途に向くマシンに仕立てられる。ゲームマシンにしてもよし、映像や画像の編集マシンにしてもよしの1台である。
試用機のスペック | CPU | Core i5-3570K(3.40GHz、最大3.80GHz) |
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チップセット | インテルZ77エクスプレス |
メモリ | 8GB(DDR3 1600、最大32GB) |
グラフィック | AMD Radeon HD 7850 |
HDD | Seagate ST1000DM0003(1TB) |
SSD | インテルSSD330シリーズ(120GB) |
電源ユニット | Antec EarthWatts EA-650-GREEN |
OS | Windows 8 |
構成例価格 | 80,320円(2月下旬現在) |
(マイナビニュース広告企画)
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