Parallelsには、iPhoneやiPadといったiOSデバイスから仮想マシンをリモート操作する機能があります。マルチタッチ操作でWindowsを使えるため、まるで超小型パソコンを使っているかのようになります|

ステップ1 リモートコントロールの準備とアクセス

仮想マシンをiOSデバイスから操作するには、まずParallelsの[環境設定]で設定を行い、iOSデバイスにはアップストアから専用アプリをインストールしましょう(450円)。なお、Parallelsが体験版の場合、この機能を試すことはできません。

手順16-1 [Parallels] メニューから[環境設定]を選び[モバイル]アイコンをクリック、[Parallels MobileServer]にParallelsのユーザ登録で使ったメールアドレスを入力します。[直接接続]をチェックするとLAN内での反応が速くなります

手順16-2 iOSデバイスのアップストアから専用アプリ「Parallels Mobile」を購入(450円)してインストールします

手順16-3 初期画面では1で入力したメールアドレスとパスワードを入力して[Login]をタップします

手順16-4 Macにつながると、この画面になります。一番上はホストマシン(Mac)で、その下に仮想マシンが並びます

ステップ2 仮想マシンをリモートコントロール

iOSデバイスから仮想マシンに接続するとマルチタッチ操作でWindowsなどを操作できます。[i]ボタンをタップするとジェスチャのヘルプが表示されることを覚えておけば、使い方に困ることはあまりないでしょう。

手順16-5 右上の[i]ボタンをタップすると[Tips]が表示されます。タップ&ホールドすることで右クリックしたり、2本指でスワイプするとスクロールできます。また、ピンチイン/アウトでは仮想マシンのデスクトップを拡大縮小できます

手順16-6 文字を入力できる部分をタップすると自動的にキーボードが出てきます。左右にある矢印ボタンをタップすると、ファンクションキーやカーソルキーなどに切り替わります

ステップ3 Macの操作や外出先からのアクセス

リモート操作できるのは仮想マシンだけでなく、Mac自体もリモート操作可能です。Mac OS X自体にも「画面共有」というリモート機能が備わっていますが、ルータの設定などが不要な分、かえってこちらのほうが便利だったりします。また、iPhoneや3GモデルのiPadなら外出先からでも操作できます。このとき回線速度に応じてデスクトップの画質が調整されます。

手順16-7 手順16-4で[Host Mac]を選ぶと、Macのデスクトップを操作できます

手順16-8 3G回線からアクセスすると回線が遅いため、色数が減ったり、モノクロになったりします

(マイナビニュース広告企画)

[PR]提供:パラレルス