ジン 103(B.AUTO.POL.TY)
ジン 103(B.AUTO.POL.TY) 販売価格:138,000円 センターの針でデイトを差すため、曜日の視認性がすこぶる高い。コインのようにベゼルに細かい刻みが入った「コインエッジ」も美しい。裏側はシースルーバックだ |
ドイツ軍パイロットの教官だったヘルムート・ジンが、パイロットに必要とされる機能を満たす腕時計を作り始めたのがジン。ダイヤルの視認性高さ、多機能、優れた堅牢性を兼ね備えているのが同ブランドの特徴だ。パイロットだけでなく、ドイツの対テロ特殊部隊で採用されていることでも有名である。この「103」は、ドイツ空軍でかつて採用された腕時計を踏襲したデザインで、黒い文字盤に白のインデックス(時間や分を表す数字や目盛り)という視認性の高いものになっている。強化アクリルによる風防が、曲線を描いたドーム形状になっているのが特徴。ムーブメントは多くのクロノグラフで採用されている「バルジュー7750」だ。
ユンハンス マックス・ビル クロノスコープ(027 7800 00)
ユンハンス マックス・ビル クロノスコープ (027 7800 00) 販売価格:157,000円 センターの針でデイトを差すため、曜日の視認性がすこぶる高い。コインのようにベゼルに細かい刻みが入った「コインエッジ」も美しい。裏側はシースルーバックだ |
2011年に操業150周年を迎えたドイツの老舗、ユンハンス。クォーツやデジタル、電波時計など、精度を追求した腕時計もリリースしているが、注目なのはバウハウス最後の巨匠と呼ばれるマックス・ビル氏が、1962年にデザインした腕時計の復刻版だ。シンプルかつ上品なデザインが特徴で、エレガントな機能美を体現している。この「クロノスコープ」はGPケース(金メッキケース)にホワイトのダイヤル、金メッキの針の調和が美しく、モダンな雰囲気を醸し出している。時針と分針、12時位置、3時位置、6時位置、9時位置のインデックスにはルミナス夜光が施され、暗所での視認性を高めている。
ロンジン レジェンドダイバー(L3.674.4.56.3)
ロンジン レジェンドダイバー(L3.674.4.56.3) 販売価格:178,000円(予約販売) ブラックラッカーのダイヤルに白のインデックスを採用することでコントラストを強調。ベルトは丈夫なブラック合成ストラップだ。30気圧防水仕様になっている |
ロンジンは1832年に創業された老舗の時計メーカー。1927年にアメリカ人パイロットであるチャールズ・リンドバーグが達成した、人類初の大西洋単独無着陸飛行を支えたことで知られている。また、F1やスキーワールドカップなど、数多くのスポーツをサポート。日本では、芥川賞、直木賞の受賞者に、同社製の懐中時計が贈呈されていることで有名である。ここで紹介する「レジェンドダイバー」は、1960年代に同社がリリースした伝説的なダイバーズウォッチの復刻版。ブラックラッカーが塗られたダイヤルに、蛍光塗料が施されたインデックスを採用し、視認性を高めている。時針と分針にも蛍光塗料が塗られている。残り時間を示すベゼルはインナー式で、2時位置のリューズで回転させる。
フォルティス フリーガー クラシック クロノグラフ(597.20.92M)
フォルティスは1912年に創立され、1926年に世界で初めて自動巻の機械式腕時計を商品化したことで知られている。また、1990年代後半に発表された「コスモノート クロノグラフ」が、ロシアのユリ・ガガーリン宇宙訓練センターのオフィシャルウォッチとして認定される。現在もガガーリン宇宙センターから飛び立つ宇宙飛行士の備品として愛用され、国際宇宙ステーションで活用されている。この「フリーガー クラシック クロノグラフ」は、パイロット向けのシリーズで、世界限定500本となる製品。ベゼル部を極力狭くすることでダイヤルを大きく見せ、視認性を高めているのが特徴だ。インダイヤルを縁取るブルーの輝きが美しい。