ここからはテレビ機能に目を向けよう。「ESPRIMO FH55/DN」は、富士通FMVシリーズの他の地デジ対応モデルと同じく、マウス、リモコンのどちらでも快適に操作できるインタフェース、見やすく番組の検索もしやすい電子番組表、視聴画面のサイズを自由に調整できるのでほかの作業と並行した"ながら視聴"も快適といった特徴を持っているのはもちろん、富士通独自のLSI「DixelHD エンジン2」による「長時間10倍録画」もサポート。これは、BS/110度CSのデジタル放送を「超長時間モード」(約2.4Mbps)で録画することにより、「最高画質モード」(約24MBps)で録画した場合と比べ、ハイビジョン画質を保ったままで10倍もの録画時間を実現するというもの。なんと2TBのHDDであれば約1,789時間もの録画を可能にしてくれる。さらに、外付けHDD(別売)への録画も可能となっているため、録画時間をさらに延ばせるのも便利だ。
見やすい番組表。「ESPRIMO FH55/DN」は2番組同時の録画もサポートしている |
10倍録画は予約録画時に画質を「HL(超長時間)」に指定するだけと簡単 |
録画した番組の保存先には外付けHDDも指定できるため、録画時間を大幅に増やすことも可能だ |
また、「ESPRIMO FH55/DN」は大容量のBDXL対応の記録型Blu-ray Discドライブを搭載。容量100GBとなる3層ディスクを利用すれば、約96時間も1枚のディスクに番組を保存できる(100GB3層ディスクに長時間10倍録画した番組を保存する場合)。ダビング10にも対応しているので、HDDに録画した番組を残したまま9回まではBlu-ray Discにダビングが可能。HDDだけでは不安なので録画した番組をディスクにも残したいおきたい、という人にはピッタリだろう。ちなみに、録画した番組をSDカードにダビングしてポータブルプレイヤーなどで再生する機能も備えている。