ついにAmazonのタブレット端末「Kindle Fire HD」が手元に届いた。
電子書籍端末としてはもちろんのこと、iOSでもAndroidでもない新しいOSを載せたタブレットとして使い勝手はどうなのか、気になっている人も多いだろう。
開封から実際に使ってみるまでのプロセスを追い、また、触ってみた感触まで、画像とともにレポートしていこう。
今回購入したのは、ハイエンドモデルのKindle Fire HD 16GBモデル。ハイエンドといっても価格は15,800円と非常に安価だ。GoogleのNexus 7といいAmazonのKindle Fire HDといい、タブレット業界にも価格破壊の波が押し寄せてきているようだ。
ま、それはGoogleとかAmazonとかの体力のある企業がシェア獲得を最優先に利益度外視でハードをばらまいているからかもしれないが……って、そんな話は本題ではない。
とにかくKindle Fire HDは値段が安い。それは間違いない。
箱を開けてみると、中にはKindle Fire HD本体と、説明書が入っていた。説明書といってもものすごく薄いのだが。さらにKindleを取り出してみると、その下にはPCとの接続用のUSBが。内容物はこれだけ。Apple製品を思わせるシンプルさだ。最近のタブレットやスマホはだいたいこんな感じであることが多い。