今年、ドラマなどで話題となった「家事外注」。料理や掃除、整理収納など、家の中のあらゆる仕事をプロが代行してくれるサービスですが、「お金持ちが利用するもの」というイメージを持つ人もまだまだ多いのではないでしょうか。
そこで、一般的な共働き家庭に料理・片づけ・ハウスクリーニングの3つの家事代行サービスを利用してもらい、その様子や感想などについてレポートしてみました。今回は整理収納アドバイス編です。
なかなか上手くいかないクローゼット収納
ご協力いただいたのは、こちらの鈴木さん(仮名)ご一家。
鈴木さん一家
夫(30代)…会社員。テレワーク中心
妻(30代)…会社員。週2~3日テレワーク
長男(5才)・次男(1才)…保育園児
奥様にお家の中の困りごとについて聞いてみると、「リビング横の和室のクローゼットに子ども服などを収納しているのですが、なかなか上手くいかず悩んでいます」とのこと。具体的には以下の点が気になるようです。
・秋冬物の服がかさばって開け閉めしづらい引き出しがある
・保育園の準備の際、いろいろな引き出しを開ける必要があり煩わしい
・サイドのすき間にカバンなどを雑多に積んでいて、開けたときの見栄えが気になる
そこで今回は、整理収納の家事代行サービスを利用してみることに。利用したのは家事代行のマッチングサービス「タスカジ」。整理収納以外にも、自分の希望するサービスを行ってくれるハウスキーパーをタスカジ上で探すことができるサービスです。
今回担当してくれるのは、家族の片づけコンサルタントのsea(しー)さん。タスカジのレビューは1,000件を超え、『タスカジseaさんの「リセット5分」の収納術』(主婦と生活社)という著書も持つ人気のタスカジさん(タスカジに登録しているハウスキーパー)です。
ちなみに、事前に準備したものはこちら。
■作業で使う可能性があるもの
・段ボール、45Lのゴミ袋など(仕分けで使用)
・ヒモ、はさみ、ガムテープなど(モノの処分時に使用)
・ドライバーセット(棚板の位置を変えたりする時に使用)
・余っている収納ケース、紙袋や箱など(もしもあればでOK)
■掃除道具
・雑巾2~3枚
・ホコリ取り用のハンディワイパーなど
・掃除機
お悩みポイントの多い鈴木家のクローゼット、seaさんはどのようにコンサルティングするのでしょうか。