今年、ドラマなどで話題となった「家事外注」。料理や掃除、整理収納など、家の中のあらゆる仕事をプロが代行してくれるサービスですが、「お金持ちが利用するもの」というイメージを持つ人もまだまだ多いのではないでしょうか。
そこで、一般的な共働き家庭に料理・片づけ・ハウスクリーニングの3つの家事代行サービスを利用してもらい、その様子や感想などについてレポートしてみました。今回は料理代行編です。
一番の悩みはマンネリ化
ご協力いただいたのは、こちらの鈴木さん(仮名)ご一家。
鈴木さん一家
鈴木(30代)…会社員。テレワーク中心
妻(30代)…会社員。週2~3日テレワーク
長男(5才)・次男(1才)…保育園児
普段の料理はほとんどすべて奥様が担当しているという鈴木家。奥様の悩みは、メニューのマンネリ化なのだそう。
「仕事から帰って、子どもたちをみながら食事を準備する大変さもありますが、毎日メニューを考えるのも結構大変なんです。子どもたちの好みや栄養バランスを考えながら、家にある食材で時間をかけずに作れるものとなると、だいたい同じような料理ばかりになってマンネリ化してきます。家族から不満が出ているわけではないのですが、私自身が自分の料理に飽き飽きしているのが正直なところですね」と奥様。このようなお悩みに、料理代行サービスがどんな変化を生むのでしょうか。
サービス当日までの流れ
今回サービスを利用したのは、家事代行サービス「CaSy(カジー)」。Webのマイページから利用したいサービスを申し込むと、日時や応募条件に合ったキャストが決定します。その後は当日まで、「チャット」で担当のキャストとやりとりをすることができます。
今回は、初回限定の※「3日分の絶品作りおきプラン」(税込4,700円)ということで、2時間で以下の5品の料理を作ってくれるという内容となっています。カジ―の通常の料理代行サービスでは、1クール3時間(スポット利用の場合税別2,500円/時間、別途交通費が必要)でメニューも相談しながら決められるそうです。
(※記事掲載時点では、利用者過多のため応募を一時停止中)
「3日分の絶品作りおきプラン」メニュー
・煮込みハンバーグ
・キャベツと豚肉のミルフィーユ煮
・辛くないエビチリ
・ミネストローネ
・3色ナムル
メインと副菜、スープとバランスが良いメニュー構成となっており、「エビチリは作ったことがないので、家族がどんな反応をするか楽しみです! 」と鈴木さんも期待を寄せます。
なお、食材は利用者が準備する必要があるので、事前に食材リストが送られてきました(オプションで買物代行もあり)。今回用意した食材はこちらです(このほか調味料も必要)。
ちなみに調理器具は一般的な家庭にある物で問題ないとのこと。そして、サービス当日を迎えました。