――ソロになってからの成長を先ほど教えていただきましたが、ほかにも何か変わったことがありましたら教えてください。
ライブの時に立ち位置を覚えなくてよくなりました。何かあれば0番(真ん中)にいればいいし、振りを間違えてもバレないというのは楽です(笑)。寂しさはありますが。この間、(A.B.C-Zの)戸塚(祥太)くんがイベントに来てくれて、久々に一緒にシンメで歌ったんですけど、懐かしいなと思いました。今後もいろいろな方々とコラボしてみたいですし、いろんな挑戦をしていけたらと思います。
――内面的にも変化はありますか?
常に冷静でいられるようになったかなと。以前はその場の感情で動いてしまうことがありましたが、今は先をしっかり見据えて、何をするべきか考えるようにしています。30代も近づいてきていますし、しっかり大人になっていきたいなという思いです。
――ロサンゼルスにも家があるそうですが、いつ頃から2拠点生活をされているのでしょうか。
ソロ活動を始めて少し経った頃で、2~3年前くらいからです。
――ロサンゼルスにも拠点を持とうと思った理由を教えてください。
自分の夢はアメリカやいろんな世界で活動することで、LAは世界で活躍している人たちが集まるので、そこに拠点を置いていると仕事の可能性が増えるんです。LAに住んでいることでアメリカの「Sushi Club」というブランドのアンバサダーをやらせていただいたり、そうやってつながりが増えていくので、住んでいてよかったなと思いますし、ハリウッドスターがいる世界に身を置いて、自分のモチベーションを上げるためにもLAで頑張りたいと思っています。
――世界で活動したいという夢はいつ頃から抱いていましたか?
前の事務所に入った時からずっとそう思っていました。中学生の頃はブロードウェイに出たいと思っていて、高校生になってからはヒップホップが好きになって、アメリカなど外国の音楽に興味を持ち、ハリウッド映画の世界も好きになっていきました。そして、事務所を辞めてから、モデルの仕事をさせてもらったり、ミラノコレクションに呼んでもらったり、いろんなことをさせていただいてすごく楽しいなと感じています。
――世界への思いがどんどん強くなっているんですね。
そうですね。ただ、僕1人で行くのではなく、Fairy(ファンネーム)の皆さんと共に進んでいきたいなと。僕にはこんな素敵なファンの人たちがいるんだぞということを世界に発信するために、世界で頑張っています。
――今後、海外でどんなことを叶えていきたいですか?
海外でライブしたり、海外のイベントに出るというのを目標にしていますし、ハリウッドの映画にもいつか出られたらという夢もあります。いつチャンスが来るかわからないですし、それに対応できるように準備して、いろんなことに挑戦していけたらと思います。
――英語はペラペラですか?
1人でLA暮らしができているので、生活するのには困ってないですが、できる時とできない時の落差があって。常にストレスなく話せるように、英語のYouTubeを見たり、好きな映画を見たり、音楽を聴いたり、ずっと勉強していますし、LAにいるときはいろんな人としゃべるようにしています。
――今、日本とLAの割合はどれぐらいですか?
日本のほうが多いですね。LAはレコーディングやミュージックビデオ撮影などで行ったりしていて、これからどんどん増えていくのかなと思います。
――LAとの2拠点生活をしてから変わったことはありますか?
日本とアメリカって近いなとすごく思いましたし、飛行機を乗り越えられました! 以前は、飛行機が怖くて、心臓バクバクして、誰かいないと乗れなかったんですけど、今は1人で全然大丈夫ですし、乱気流も楽しめるくらいに。大変そうだなと思っていたことが、意外と簡単じゃんと思えるようになってきて、精神的にすごく強くなりました。
――この数年でとてもたくましく。
昔は、「大丈夫かな?」と不安に思うことが多かったですが、「余裕だな」「大丈夫だな」と思えることが増えました。