――ハリウッドスターになるという目標を掲げられていますが、『ビーキーパー』に参加したことで、海外に対する思いは増しましたか?
洋画の声をやらせてもらうことは夢の一個で、これまでも何回かやらせてもらったことはありますが、本当にうれしかったですし、憧れている洋画に参加させてもらえて楽しかったです。今日はアニセットの髪型にできるだけ寄せて、服も近いものを選んだんですけど、アニセットの髪型にもぜひ注目してください。三つ編みをやる人が増えたらうれしいです。
――本作の公開は来年の1月3日なので、その時にはもうアメリカ生活がスタートしていますね。
おそらくそうです。年内に行く予定なので。
――新たなステージが始まる2025年はどんな年にしたいですか?
皆さんハリウッドでお会いしましょう! こうしたいというのは特になく、とにかくハリウッドスターになりたいというだけです。ただ、日本でもそうだったように、一気にバンバンとは……うまいこと行きたいですけど、うまいこと行かなくても、それはそれで楽しもうと思います。
――海外での活躍を楽しみにしているファンの皆さんへメッセージをお願いします。
「悩むこともあると思いますが、どうしようとか大丈夫かなとか言わずに、とにかくやってみたらどうですか!?」とメッセージを送りたいです。とにかくやってみる。私も、アメリカに行くけど、すでに何か仕事が決まっているわけではなく、とにかく行きます。なぜなら、やりたいから。それだけでいいと思うんです。やってみたら絶対何か変わると思って行くので。悩んでいる時間がもったいない!
――自分がやりたいという思いに正直に動くことが大切だと。
人によると思いますが、私はそうなので、皆さんも何か一歩踏み出すきっかけになればうれしい限りです。
1990年11月1日生まれ、奈良県出身。2012年、関西大学4年生のときに、NSC(吉本総合芸能学院)大阪校の35期生として入学し、翌年首席で卒業。2017年に「第47回NHK上方漫才コンテスト」で女性ピン芸人初の優勝を果たし、同年、第1回『女芸人No.1決定戦 THE W』でも優勝。2019年にはアメリカのオーディション番組『アメリカズ・ゴット・タレント』に出場し、米国旗柄の水着を着て手首を回すダンスで世界から注目される。『R-1グランプリ2021』では初優勝。2023年にはラッパーとしてもデビュー。今年はダンプ松本役を演じたNetflixシリーズ『極悪女王』が大ヒットし、大きな注目を集めた。12月に拠点をアメリカに移し、ハリウッドスターを目指すと宣言している。
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