• ラブレターズ

――お二人は4年前からシークレットシューズを履いているとのことですが、プラスになっているなと感じていることはありますか?

塚本:履くだけで景色が変わりますから、胸は張れます。

溜口:胸張ってできるんですよ(笑)。身長が10cm、15cmアップした状態でネタをやると、お客さんも「あ!」と思ってもらえるというか。実際、舞台やお笑いライブを見に行ったときに、デカい芸人さんが出てくると「テレビより大きい。オーラがある」と感じるらしくて、僕らも10cm高くなったことによって……。

塚本:オーラにつながっている(笑)

溜口:そうです(笑)。ネタをよく見てもらえるようになりました。

――それが去年と今年の決勝進出につながった可能性も?(笑)

塚本:そうですね(笑)

溜口:あと、シークレットシューズを履いていることによって芸人さんがすごくいじってくれるようになったので、みんなとの距離が近づいて、そこで巻き起こる人となりとか、僕らの人間がわかってもらえたのも一個大きいかもしれないです。

――そういう効果を見越して履くように?

塚本:全然見越してないです(笑)

溜口:コロナ禍で仕事がなくなったときに、みんなネットとか動画の配信とかいっぱいやっていましたが、僕らは機械とか疎くて全然できなくて、自分たちにできることは何だろうと考えたときに、「あ、身長を伸ばそう!」と思って。

塚本:最初は誰にも言わずに履いていたので、誰にも気づかれなくて。

溜口:舞台上でもテレビでもずっと履いていたのに、1年間誰にも気づかれず。さらば青春の光さんの配信に呼んでいただいたときに、「実は1年間シークレットシューズ履いていたんです」って言ったら、さらばさんきっかけで広まったという感じでした。

塚本:僕らが履き始めて1~2カ月目に、さらばの東ブクロが「何その靴!」と言ってきて、バレたと。しかも「ブクロさんにバレるんだ」と思って。でも、「買ったんです」って言ったら、「めっちゃカッコええやん!」って。全くバレてなかったです(笑)

溜口:かわいらしい人です(笑)

――ちなみにシークレットシューズの高さはいくつかあるのでしょうか?

溜口:塚本さんが捻挫中なので今日はプラス10cmです。

塚本:本調子だったら16cmのものもあって。3cmの靴下もあるので、MAX19cm高くなれます。