――お父さんは叶渚さんにとってどんな存在ですか?
私からしたら普通のお父さんでしかなく、ちゃんと怒るし、「『おかえり』『ただいま』を言いなさい」とか、ほかのお父さんと何も変わりませんが、ドラマへの出演が決まってセリフを覚えないといけないときにアドバイスをもらったりして、そういうときにやっぱりすごいなと感じることがあります。お父さんも漫才やコントで覚えることがあるので。
――どんなアドバイスをもらいましたか?
セリフを覚えるときに、「声に出せないときはひたすら読む、声に出せるときは声に出すといい」「なるべく大きい声で頑張れ」とアドバイスをもらいました。あと、ダンスに関しては、「人に見てもらうと、客観的に自分ではわからないところを見つけてもらえるから、人に見てもらうといい」と言ってもらいました。
――ドラマ出演の際も、いろんな人に演技を見てもらいましたか?
お母さんはそういう経験はないですが、ドラマをよく見ているので、「こうしたら自然かな」とか「こうしたら良くなると思う」みたいな感じでアドバイスをもらいました。
――同じ芸能界で活躍しているお父さんが身近にいるというのは心強いですか?
たくさんアドバイスをもらえますし、悩んでいるときも相談に乗ってくれるので、心強さはあります。
――ほかに、お父さんからの教えで大切にしていることがありましたら教えてください。
「人に迷惑かけるな」とか「感謝をしよう」ということは大切にしています。
――5人兄弟の生活はいかがですか?
騒がしいです(笑)。でも私は1人が苦手なので、家に必ず誰かがいるというのが逆にありがたいです。
――5人兄弟で幸せを感じる瞬間は?
家に誰かはいるということや、小さい子が大好きなので、小さい子と遊んでいるとすごく楽しくなります。
――兄弟に芸能界で頑張っている姿を見せたいという気持ちもあるのでしょうか。
それはあまりないですね。私の仕事に対してみんな興味がないというか、「ふーん」という感じなので(笑)