YouTuber・カジサックとして活躍しているお笑いコンビ・キングコングの梶原雄太の長女・梶原叶渚(かんな)。昨年よりファッション誌『Cuugal(キューガル)』のモデルを務め、今月27日にスタートしたNHKのドラマ『柚木さんちの四兄弟。』で女優デビューを果たした。6月1日には岩手県一関市の一関ヒロセユードームで開催される「TGC teen ICHINOSEKI 2024」に出演する叶渚にインタビューし、芸能界入りを決めたきっかけや今後の抱負、イベントへの意気込み、父からの教えなど、話を聞いた。
――芸能界の仕事に興味を持ったきっかけから教えてください。
新体操を習っていたのですが、発表会で人の前で披露することがすごく楽しくて、やりがいも大きく、そこからみんなの前で何かするというか、人を笑顔にできる仕事ってなんだろうなと考えたり、テレビを見ていてこういう人になれたらなと思うようになりました。
――お父さんのYouTubeに出演されたり、「チームカジサックオフ会」というイベントに参加されたりしていますが、そこでも表に立つ喜びを感じましたか?
そうですね。オフ会で人の前に立つのはすごく緊張しますが、楽しいほうが大きいです。動画も撮っていて楽しいですし、投稿したときの皆さんの反応もすごくうれしくて、もっと頑張りたいという気持ちになります。
――表に出ることへの抵抗はなかったのでしょうか。
最初は恥ずかしかったですが、今は楽しいというポジティブなほうが大きいです。
――昨年から雑誌『Cuugal』のイメージモデルを務められていますが、モデルのお仕事のやりがいはいかがですか?
同じことを目標にしている人たちが集まる場なので、話が合う子がたくさんいて、一緒に頑張っていこうという感じがあって、それがすごく楽しいですし、かわいいお洋服も着られて楽しいです。
――モデルとして活動していきたいという思いが強いのでしょうか。
『Cuugal』に入ってから表に出る仕事が楽しいなと思い、そこからほかのお仕事もしたいと思うようになりました。テレビで見ていて自分もこうなりたいという思いがあるので、モデルのお仕事だけでなく、テレビのお仕事もやっていけたらと思っています。
――テレビの仕事は具体的にどんなことをやってみたいと考えていますか?
最近、ドラマの撮影をして、初めて演技をしたのですが、役に入る感じがすごく楽しくてやりがいを感じています。テレビを見て楽しくなったりうれしくなったりすることがありますが、ドラマのお仕事をして、自分が発信する立場になれるのかもしれないと思いました。なので、モデルのお仕事と演技のお仕事、両方やっていきたいです。
「TGC teen ICHINOSEKI」出演に喜びと緊張「感謝して頑張りたい」
――6月1日には「TGC teen ICHINOSEKI 2024」に出演されますが、出演が決まったときの気持ちを教えてください。
初めてこういう舞台に1人で立つので、「やばい! どうしよう!」みたいな感じですごくうれしかったです。こういったステージを何回か見に行ったことがあって、見ていたところに立てるというのがうれしくて、頑張ろうと思いました。
――2022年に山梨で行われた「TGC FES YAMANASHI 2022」では、ご家族7人でランウェイを歩かれましたが、1人での出演となると心境は違いますか?
全然違います。家族で出るときは私はメインではなくお手伝いという感じですが、今回は1人なので、緊張もしますが、大きい舞台をいただけたことに感謝して頑張りたいです。
――「TGC FES」のときは、末っ子・はるちゃんが自由奔放に動き回り、叶渚さんたちが温かく見守っているという印象でした。
あのときは2、3歳とかだったので、あまり自分に集中できず、あわあわという感じでした(笑)。でも、見に来てくださった方々の拍手とか、「フー!」みたいな感じで言ってくださるのがすごくうれしくて、楽しい思い出になりました。
――今回の「TGC teen ICHINOSEKI 2024」で楽しみにしていることをお聞かせください。
これまで出演したイベントはお父さんがメインで出ていたので、自分1人になったらどうなってしまうんだろうという不安や緊張がたくさんありますが、応援してくださる方々がいるという気持ちを持って頑張ろうと思いますし、経験者の方々がたくさん出演されるので、そのステージを間近で見られるのが楽しみです。
――お父さんのYouTubeでもイベントを密着されるそうですが、ご家族皆さん見に来てくれるのでしょうか。
お父さんとお母さんが来てくれる予定で、すごく安心です。1人が苦手で、新幹線も1人で乗れないので、「来て」ってお願いしました。