位置情報をMGRSコードで表示できる

位置情報データでは、GPSで取得できる緯度経度のデータを「MGRS」形式に変換して表示できる。

MGRS(Military Grid Reference System)は現在NATOが採用しているグリッドコードで世界中どこでも示すことができる。戦争関連コンテンツで「支援爆撃(もしくは支援砲撃)を要請する! 目標の座標は54SのUE、79264の39131!」などというときの座標がMGRSだ。

軍用の座標データではあるが、Tactix 7 AMOLEDでは10ケタのMGRSを扱えるので、1m四方のグリッドで場所を特定可能だ。

ただし、Tactix 7 AMOLEDでは位置情報としてGPSに加えて、GLONASS、Galileo、そして、準天頂衛星「みちびき」も利用できるが、その精度は好条件でも3m程度にとどまるため(Tactix 7 AMOLEDではGNSSであっても高精度用補完データは利用できない)、1mグリッドで位置情報を特定しても、位置情報誤差はそれより大きいことを認識しておく必要がある。

  • 緯度経度とMGRS座標を同時に表示する画面も備えている。写真を撮影したこの場所は、シン・ゴジラで東京防衛最終ラインとなった多摩川台公園。なので、あの場面でも航空自衛隊の支援爆撃にこのMGRSコードを指定していた可能性は高い

  • このときの場所をマップで確認するとこんな感じになっていた

  • 地図の黄色い枠がこの“あずまや”だとすると精度はけっこう高い