――レギュラー番組の収録がスタートして、改めて気づいたお互いの発見はありますか?

菊池:今日はツッコミにフォーカスを当てた企画だったんで、長谷川忍のツッコミ術には、やっぱり感動しました。女優さんがただひたすらボケていくっていう企画なんですけど、そこにガツンとツッコミした後に、ちゃんと自分なりにコメントを添えてくるのが、さすがだなと思いましたね。「あっ、この状況をそれに例えるんだ!」とか、勉強になりましたね、メモ帳欲しかったです。

長谷川:言い過ぎだろ。どうすんだ(OAで)使われてなかったら。今日は僕がツッコミ役で、女優さんがボケ役で、菊池くんは進行役でいつもあんまりやらないポジションだったんですけど、意外と女優さんをバラエティのモードに持ってくるのがうまいんで、あれもこれも全部いろいろできるやつだなと思って。1個ぐらい下手くそなのも見てみたいですけどね。だからかわいげがないですよ(笑)

菊池:かわいいで評判だけどなあ。

長谷川:かわいいと思ったことマジないんですよね。佐藤勝利はたまにかわいい部分があるのよ。でも、(菊池は)隙がないじゃん。ミスってもすぐフォローして別のことやるしさ。

菊池:僕なんて拙いふつつか者ですから。

長谷川:中島(健人)くんとか佐藤くんとか、(松島)聡ちゃんも天然だから、すごくしっかりしちゃって。彼のかわいらしさが削ぎ落とされてるかもしれないから、その扉を僕がもう1回開けます。

菊池:それはお願いします。かわいいキャンペーンを。

長谷川:やっていこう。あの頃の菊池風磨を取り戻そう。

■「刺激的な月曜の夜に」「炎上しないように」

――これから呼んでみたいゲストの女優さんはいますか?

長谷川:来てくれるのかな…

菊池:松下奈緒さんと、長澤まさみさんです。

長谷川:それはわかるけどさ…

菊池:長澤まさみさんとは僕、お話ししたこともないんで。(実現したら)もう最終回でいいです。

――どんな企画をやりたいですか?

菊池:長谷川さんなしで、ドライブとか行きたいです。

長谷川:せめて原付でついて行かせてよ。

菊池:じゃあ原付でついてきてもらって、それを撒くっていう企画をやりたいです。

長谷川:どんな企画だよ!

菊池:どのぐらいで撒けるかっていうのを…

長谷川:秒だよ? もう出た瞬間に終わるよ。私は、自分が小さい頃に見ていた小泉今日子さんとか、観月ありささんとか、内田有紀さんとか、一色紗英さんとか、あの頃のフジテレビのドラマでよく見ていた一時代を築いた女優さんたちに出てほしいですね。それで、あの頃の時代のベタドラマを真剣にやりたいです。ザ・王道の恋愛モノというか。

菊池:無理だろ、そのなりで。

長谷川:それを、この番組で夢かなえてもらいたいのよ。お前は振られるほうの役よ。『あすなろ白書』でいうと取手くん(木村拓哉)な。

菊池:でも俺、振られるほうの役で人気出すタイプなんで。

長谷川:そうだった! 今そっちのほうが好感度上がるんだよね。まあ、本当はコントやりたいんですけど、もしやってもらえたら一緒に階段落ちとか、女優さんが絶対やらないような企画をやれたらうれしいですね。「熱い!」とか、見たことないリアクションが引き出せる企画ができたらいいなと思います。

――最後に、視聴者にメッセージをお願いします。

菊池:新しい番組で、だいぶ時代に合ってないんじゃないかと思う箇所もあるんですけど(笑)、逆にそれが1周、2周回って楽しんでもらえると思いますし、刺激的な月曜の夜にしたいと思うんで、ぜひご覧いただければと思います。

長谷川:そうですね、休み明けで「だるかったな月曜」と思ったときにテレビつけたら「くだらないことやってんな、こいつら」と思って笑ってもらえるような。もう声に出して笑わなくても、鼻でフフって笑うぐらいでもいいので、「こいつらバカやってんな」って思わせられるような番組を作りたいなと思いますね。あと炎上しないように気をつけます。

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