――スタートこそ順位に苦労しましたが、新規リスナーも着実に増えていると思います。第9回のアフタートーク「今なに増刊号 #3」でお話されていましたが、『安住紳一郎の日曜天国』がきっかけで、ポッドキャストのアイコンに写った好井さんのビジュアルを見て、新しいリスナーも増えたとか。

うれしいです! 久々に顔ファンについてもらいました(笑)。あんまりないじゃないですか? 7歳の娘が2人いて、顔でファンになってもらえることって。しかも、ポッドキャストのアイコンの、あんなちっちゃい写真で(笑)。

■『今なに』もちょっとずつ積み上げていきたい

――どこにチャンスがあるか分からないものです(笑)。そして、ポッドキャストのアイコンをきっかけに聴き始めて、その方も今では好井さんのトークのファンになったとのことですが、パンサー・向井さんも「すごいラジオ向いてると思う」と好井さんのトーク力に太鼓判を押していました。

YouTubeを撮ってるスタジオに向井を呼び出して、解散発表前に「解散すんねん」って報告したところから、カメラを止めずに腹を割って喋るっていう動画を撮ったんですけど、ホンマにカットしないといけない部分ができたんです。向井の仕事のこととか、「そんなこと言うなよ」っていう言ったらアカンことを僕が言ったり(笑)。そのときに、向井が「15年以上一緒にいるけど、絶対に向いてると思うから、ラジオやったほうがいいよ。自分でYouTubeをするとか、どんな形でもいいから、ラジオをやって魅力を伝えたほうがいい」と言ってくれて。

――向井さんの後押しは自信になります。

ひとりのラジオ好きとして、向井のラジオ好きなんですよ。いろんなラジオをやってて、番組によってそれぞれの顔を持ってるけど、ちゃんと『むかいの喋り方』っていう家があって、そこでは全部言うというか。今週は本当に何もトピックがなかったんやなっていう回も聴けて、その回も聴きたいって思える。それって最強だと思ってて、伊集院さん、オードリーさん、山里さんにも共通してますよね。話題がなくても、この人の話は聴いてられるなっていうラジオになるように、『今なに』もちょっとずつ積み上げていきたいです。