【Saishunkan SOL 熊本(SS熊本)】
「Saishunkan SOL 熊本(SS熊本)」は、レギュラーメンバーに加え、プロゲーミングチーム「FUKUSHIMA IBUSHIGIN」所属のササモ選手がレンタル移籍で新加入。屈指のバイソン使いとして有名な若手選手で、昨年は「Good 8 Squad(G8S)」ぷげら選手の対策要員として、さまざまなチームにスパーリングパートナーとして招聘されていました。
――まずは今年のチームの特徴と注目ポイントを教えてください。
ネモ選手(以下、ネモ):選手が若いのがポイントですね。「FUKUSHIMA IBUSHIGIN」とはパートナー契約を結んでおり、ササモ選手の参加だけでなく、ほかの所属選手とも合同で練習していきます。
若手選手は本当に強いですよ。ベテランと比べて勝利欲が強く、爆発力があります。また、今年からタイトルが『スト6』になりますが、より反応の高さが重要になってくると感じています。反応の高さも、若いほうが優位ではないでしょうか。
――タイトルリリースから1カ月程度でリーグ本番を迎えますが、どのような取り組みをしていきますか。
ネモ:まずは自分たちが使用するキャラクターを探すのが重要ですね。チームメイトとコミュニケーションをしっかりとって、『スト6』に早く対応していきたい。
去年までの「SFL」は、新型コロナウイルスもあって、オンラインでの練習が中心でした。現在はオフラインでの対戦会もしやすくなったので、それを増やしていきたいです。やはりオフラインのほうが効率が良いですし、レベルの高い練習ができますからね。
――現時点で使用する予定のキャラクターと操作システムは決まっていますか?
Shuto選手(以下、Shuto):「マリーザ」ですね。見た目がすごく好きなんです。「モダン」操作は立ち回りの技が少なくなるので、今年は「クラシック」でプレイしていくと思います。
ネモ:「JP」を使ってみたいですね。「JP」が期待通りの強さや動きでなかったら、ほかのキャラクターを探します。操作は「クラシック」です。「モダン」操作のキャラクターも探していきたいと思いますが、「クラシック」操作で技を決めたほうが爽快感がありますから楽しくプレイできそうです。
ササモ選手(以下、ササモ):キャラクターは「DEE JAY」で、操作は「クラシック」にしようと考えています。ただ、「モダン」が強いキャラクターも探していきたいです。もし、「DEE JAY」の「モダン」が強いと感じたら、「DEE JAY」を「モダン」でプレイして、「クラシック」の強いキャラクターを探します。
ひぐち選手(以下、ひぐち):とりあえず、「クラシック」で「ガイル」を使う予定です。『ストリートファイターV(ストV)』での経験を活かしていきたいですね。『スト6』の経験を積めてきたら、ほかのキャラクターも視野に入れていきたいと考えています。
――先日、ロースター発表がありましたが、気になるチームや選手はいますか?
ネモ:「CYCLOPS athlete gaming OSAKA(CAG)」のかずのこ選手の復活が気になりますね。チームとしては初参戦ですけど、所属しているのはいずれもいろんなゲームで活躍している選手。しかも、今回は発売直後の『スト6』ですから、より注目度が高まると思います。
Shuto:「忍ism Gaming」のももち選手ですね。ベータ版で対戦したことがあるんですけど、すでに強かったです。たぶん、リーグ本番になっても強いと思います。
――リーグに向けての意気込みをお願いします。
ササモ:初めての大舞台で、緊張も不安もあります。チームのみんなを引っ張っていけるくらいにがんばりたいと思います。
ひぐち:『ストV』では結果を残すことができましたけど、『スト6』になってやれるのかはまだわかりません。別のゲームになっても強いということ見せられたらと思います。
Shuot:今年で6年目になりました。昨年はようやく勝てるようになったので、今回もそれを味わえるようにがんばります。
ネモ:「SFL」には長く参加していますが、タイトルが変わったのは初めての経験です。このゲームでどういう取り組みをしていくべきなのか、オフラインが中心になる環境も含め、適応していきたい。あとは今年こそ優勝したいですね。
――賞金の使い道は考えていますか。
ネモ:物欲がないので難しいですね。家とか生活に関わる現実的なものかな。
Shuto:ちょっと整形に興味があるので、考えてしまいます。
ひぐち:自分主催のイベントをしてみたいです。優勝したら地元に帰って、オープンカーで凱旋パレード。あとはグッズも作りたい。
ササモ:ハンバーガーと猫が大好きなので、看板猫のいるハンバーガーショップをやってみたいです。