◆Shadow of the Tomb Raider(グラフ46~51)
Shadow of the Tomb Raider
SQUARE ENIX
https://tombraider.square-enix-games.com/en-us
ベンチマーク方法はこちらに準じる。設定は
Preset:Hightest
Ray Traced Shadow Quality:Off
としている。
Shadow of the Tomb Raiderの場合、FSRには未対応だがDLSSとXeSSには対応している。なので、GeForce RTX 3060はDLSSで、Radeon RX 6600/7600はXeSSをそれぞれQuality Settingで利用した。
さて結果(グラフ46~48)を見ると判るように、DLSSは効果があるが、XeSSは逆効果だった。まぁそれでもGeForce RTX 3060+DLSSより生のRadeon RX 7600の方が性能が上だから、実質的には問題は無いと言えるが。性能的には、2.5Kまで十分プレイ可能という数字に見える。
これはフレームレート変動(グラフ49~51)からも明らかである。2Kだと120fpsを割り込むことも稀だし、2.5Kでも80fpsを維持しており、これだけフレームレートがあれば十分プレイ可能である。まぁそれを言えばRadeon RX 6600も一応2Kで60fpsは維持している様にも見えるので、プレイは可能といえば可能なのだろうが、ちょっとギリギリであり、Radeon RX 7600のヘッドルームは魅力的である。
◆Tom Clancy's The Division 2(グラフ52~57)
Tom Clancy's The Division 2
Ubisoft
https://www.ubisoft.co.jp/division2/
ベンチマーク方法はこちらの"Tom Clancy's The Division 2"に準ずる。設定は
品質:ウルトラ
とした。DLSS/FSRには未対応である。
今となっては軽めのゲームに分類されてしまうThe Division 2。結果(グラフ52~54)を見ると、Radeon RX 6600は元よりGeForce RTX 3060と比べても明確に性能差があるのが判る。また2Kは当然の事、2.5Kでも十分なフレームレート(平均73.6fps)を確保しているのが判る。
フレームレート変動(グラフ55~57)でもこれは明白で、2Kではほぼ100fps、2.5Kでも70fps前後を維持しており、50fps台をうろついているRadeon RX 6600や、時折60fpsを割り込むGeForce RTX 3060とは比較にならない。2.5Kまでの範囲には十分な性能、として良いと思う。
◆Watch Dogs:Legion(グラフ58~63)
Watch Dogs:Legion
Ubisoft
https://www.ubisoft.co.jp/wdlegion/
ベンチマーク方法はこちらの"Watch Dogs:Legion"に準ずる。設定は
Quality:Ultra
RT Reflection:Off
DLSS:Off
としたうえで、GeForce RTX 3060のみQuality SettingでのDLSS利用環境も比較している。
比較的重めに分類されるWatch Dogs:Legion。実際結果(グラフ58~60)を見てもそんな感じ。Radeon RX 6600とGeForce RTX 3060がほぼ同じ性能で、DLSSを使うと10~16fpsの上乗せが(GeForce RTX 3060のみ)生まれるが、Radeon RX 7600はそのDLSSの場合よりもさらに性能が高い。2KだとRadeon RX 6600/GeForce RTX 3060が60fps台なのに、Radeon RX 7600はほぼ90fps近いというあたりでこれは明白である。
フレームレート変動(グラフ61~63)からもこれは明らかである。Radeon RX 7600は2Kだと一番性能が下がっても70fps台で、通常は80fps台を維持している。対してRadeon RX 6600/GeForce RTX 3060は60fps台で、時々60fpsを割り込むという感じ。流石に2.5KだとRadeon RX 7600もちょっと厳しいが、2K向けビデオカードという位置づけで言えば十分な性能として良いかと思う。