◆Borderlands 3(グラフ4~9)

Borderlands 3
2K Games
https://borderlands.com/ja-JP/

ベンチマーク方法はこちらのBorderland 3の項目に準ずる。設定は

全体的な品質:ウルトラ
アンチエイリアス:テンポラル

とした。なおDLSSやFSRには未対応である。

  • グラフ4

  • グラフ5

  • グラフ6

  • グラフ7

  • グラフ8

  • グラフ9

もう結果(グラフ4~6)からも明らかだが、Radeon RX 7600はRadeon RX 6600は元よりGeForce RTX 3060と比較しても、圧倒的な性能を誇っているのが判る。FSRには未対応だが、ウルトラ設定でこれだけ性能が出れば十分というべきか。2Kで120fps近い平均フレームレートは、かなり満足度が高いと思う。フレームレート変動(グラフ7~9)からもこれは明らかで、2Kは元より2.5Kで常用しても差し支えない、と考えて良いと思う。

◆Company of Heroes 3(グラフ10~15)

Company of Heroes 3
Relic Entertainment
https://www.companyofheroes.com

ベンチマーク方法はこちらのCompany of Heroes 3の項目に準ずる。設定は

Image Quality:Ultra
Physics Quality:High
Shadow Quality:High
Texture Detail:Ultra
Geometry Detail:Ultra
Anti-Aliasing:High

とした。これもDLSSやFSRには未対応である。

  • グラフ10

  • グラフ11

  • グラフ12

  • グラフ13

  • グラフ14

  • グラフ15

Borderlands 3に比べるとやや重いかな? というCompany of Heroes 3だが、Radeon RX 6600と比較するとRadeon RX 7600の性能の高さは明白である(グラフ10~12)。とはいえ、GeForce RTX 3060と比べると大きくは変わらない感じではあるが。

これはフレームレート変動(グラフ13~15)からも明らかで、2KとかだともうGeForce RTX 3060と差が無い感じだ。ちなみに全般的にグラフが右下がりになっているのは、後半になるとどんどんユニットが追加され、軽くCPUネックが発生し始めているためで、GPUの側の問題ではないと思われる。フレームレートだけで判断すれば、2Kは元より2.5Kでも十分プレイ可能という感じだ。

◆Cyberpunk 2077(グラフ16~21)

Cyberpunk 2077
CD PROJEKT RED
https://www.cyberpunk.net/us/ja/

ベンチマーク方法はこちらのCyberpunk 2077の項目に準ずる。設定は

Quick Preset:Ultra

とした後でFSR 2.1を無効化している。またDLSS/FSR 2.1利用時はどちらもQuality Settingで利用した。

  • グラフ16

  • グラフ17

  • グラフ18

  • グラフ19

  • グラフ20

  • グラフ21

ということで結果(グラフ16~18)だが、全体として面白いのは1.5KだとDLSSの効果が殆ど無いのに、FSR 2.1だと1.5Kでもちゃんと性能が上がる事だろうか。とは言え、流石に1.5KだとFSR使っても粗がかなり目立つ。それはともかくとして、こちらでも性能の伸びが明白だ。2Kでの平均フレームレートを比較すると、DLSS/FSR無しだと

Radeon RX 6600 60.0fps
GeForce RTX 3060 72.0fps
Radeon RX 6600 85.5fps

と、ほぼ12fps位づつの差をつけている。Radeon RX 6600でも平均60fpsを確保しているとは言え、最小で50fps程度だからちょっと心もとない程度。GeForce RTX 3060でまぁコンスタントに60fpsを維持、Radeon RX 7600ではそこに10fpsの上乗せが入る格好で、十分にPlayableなところまで性能が引きあがっている。DLSS/FSRはQuality Settingということで性能の上乗せは少ないが、それでも15fps程度は上振れしている訳で、性能と画質のバーターとは言え2Kだとまぁまぁ使える格好。2.5KだとRadeon RX 6600/GeForce RTX 3060はDLSS/FSRを使ってもちょい厳しい(Balanced/Performance Settingへの変更が必要)が、Radeon RX 7600だとQuality Settingのままでもギリ行ける感じで、その意味でもヘッドルームの大きさが貢献している感じだ。

これはフレームレート変動(グラフ19~21)からも明白で、Radeon RX 7600はFSRなしで2K、FSRありなら2.5Kまでは十分に楽しめる性能となっているのが判る。