最後に登場したのは、この30年に様々な形で『めざましテレビ』と関わってきた、ゆず。開演から3時間、立ちっぱなしのアリーナ客に、北川悠仁が「脚パンパンじゃない!?」と心配する中、JO1の公式ペンライトを振るJAMたちが、その光を次々とイエローに点灯させ、会場を“ゆず色”で染めた。

そんな粋なはからいに、ゆずはどんどんテンションが上がり、北川は「どれぐらい盛り上がってるかというと、手拍子しながらジャンプやったでしょ? ジャンプした瞬間に脚がつったんだよ! でも着地した瞬間に治って、それくらい盛り上がってるんだ!」と、人体の不思議を交えて表現する。

さらに、「『めざましテレビ』は30年、多くの人の朝を支えてきました。“よっしゃ今日も朝から頑張るぞ!”ってもちろんいつも絶好調でいたいけど、なかなかそういうわけにいかないじゃん? “ちょっと行きたくねーな”とか、そんな人も『めざましテレビ』は30年、日本中の朝を支えてきたんだと思います。そして僕たちも支えられてきたうちの1人です。そんな『めざましテレビ』を支えてきた皆さんに、僕らから会場の皆さんから、一緒に大きな拍手を、『30周年おめでとう!』。今日のこの一期一会の出会いを大切に、みんながまた月曜日から頑張れるように、ゆずから最後にこの曲を贈ります」と語りかけ、「栄光の架橋」を観客とともに熱唱。

唯一30年出演を続ける軽部アナは、この北川のスピーチに、「かなりきちゃった。胸がいっぱいになっちゃったし、『栄光の架橋』が名曲であることは100%知ってるんだけど、こんなに沁みたことはないです」と感激していた。

4時間にわたるライブのエンディングは、ゆず「夏色」の出演者全員でのコラボレーションだ。Da-iCE、JO1のメンバーたちが大はしゃぎで歌うのはもちろん、Creepy NutsはDJ松永がDJプレイで、R-指定がラップで、リリースから25年経っても色褪せない名曲と見事に融合。キャスターたちのみならず、『ちいかわ』のちいかわ、ハチワレ、うさぎ、『紙兎ロペ』のロペ、アキラ先輩も入り乱れるという、まさに夢の共演で圧巻のステージを繰り広げ、会場の熱気は最高潮に達してライブは幕を下ろした。

この模様は、4月29日10:00~5月7日23:59に、FODとPIA LIVE STREAMでアーカイブ配信。チケット価格は1,980円で、5月7日20:00まで販売される。

また、次回の『めざましテレビ30周年フェス』は、6月3日に大阪城ホールで開催。Def Tech、SUPER BEAVER、Little Glee Monster、岡崎体育、INIが出演する。

■『めざましテレビ30周年フェス』セットリスト

●Da-iCE
・CITRUS
・DREAMIN' ON(1harf)
・Clap and Clap
・Funky Jumping
・スターマイン
・Kartell(1harf)

●Creepy Nuts
・2way nice guy
・堕天
・よふかしのうた
・Bad Orangez
・かつて天才だった俺たちへ
・のびしろ

●JO1
・REAL
・無限大
・We Good
・Dreaming Night
・Run&Go(Short ver.)
・Tiger
・SuperCali

●ゆず
・嗚呼、青春の日々
・少年
・終わらない歌
・LOVE & PEACH
・RAKUEN
・陽はまた昇る
・栄光の架橋

●全出演者コラボ
・夏色

(C)フジテレビ