――今回妻夫木さんと藤原さんと共演して、お二人への思いに変化はありますか?

妻夫木さんはお仕事でご一緒したことはなかったので、普段の物腰が柔らかくて穏やかなイメージしか知りませんでしたが、現場に入るときから闇をまとったエースが少し入っていて、インタビューで「現場に入る段階で気持ちが入る」とおっしゃっていたので、だからかと。藤原さんはいつもひょうひょうとされていて、いざお芝居が始まると瞬間的に切り替えていて、いろんなアプローチの仕方があるんだなと学ばせてもらっています。

――日向さんはどういうタイプですか?

まだ自分がどういうタイプかわかりませんが、どちらかというと竜也さん寄りなのかなと。朝から気持ちが入っているとメンタルがもたないし、集中力も続かなくなってしまうので、現場に入ってカメラが回ったときに切り替えられるようになれればいいなと今は思っています。

――とても学びの多い現場のようですが、『Get Ready!』はご自身にとってどんな作品になっていますか?

本当に成長させてもらっていますし、貴重な時間を過ごさせてもらっています。いろいろな役者さんの形があることを知り、それぞれの役との向き合い方も学ばせてもらっています。

――7話は白瀬にスポットが当たりますが、見どころを教えてください。

台本を読んで白瀬が闇医者チームに入るまでの経緯などを知り、今の白瀬から逆算して高校に通っていたときはどういう風に過ごしていたのか考えながらお芝居しました。謎ばかりのキャラクターで、まだ白瀬の過去は誰も予想がつかないと思うので、皆さんに驚いてもらえるポイントかなと思いますし、白瀬がどういう人生をたどってきたのか皆さんに楽しんでもらえたらいいなと思います。

  • 『Get Ready!』第7話の場面写真 (C)TBS

■日向亘
2004年3月18日生まれ、群馬県出身。2019年、ホリプロ主催の「メンズスターオーディション」でグランプリに選ばれホリプロに所属。2020年、映画とドラマの連動作品『太陽は動かない』で俳優デビューを飾り、同年、カンテレ・フジテレビ系『姉ちゃんの恋人』で地上波連続ドラマ初出演。2021年には、『仮面ライダーリバイス』で五十嵐大二役を演じ話題に。現在放送中の『Get Ready!』で日曜劇場初出演。3月17日に1st写真集『5W1H』を発売する。