『仮面ライダーリバイス』の五十嵐大二役で注目を集めた俳優の日向亘が、現場放送中のTBS系日曜劇場『Get Ready!』(毎週日曜21:00~)で若き万能ハッカー・白瀬剛人役を好演している。日向にインタビューし、日曜劇場初出演の喜びや、事務所の先輩でもある妻夫木聡と藤原竜也との共演について話を聞いた。

  • 日向亘 撮影:加藤千雅

本作は、多額の報酬と引き換えに、手段を選ばず患者の命を救う正体不明の闇医者チームの物語で、堤幸彦氏が演出を担当。昼間は自身の店であるパティスリー「カーサブランシェ」でパティシエをしている天才執刀医・波佐間永介(通称:エース)を妻夫木聡、その相棒である交渉人・下山田譲(通称:ジョーカー)を藤原竜也、凄腕オペナース・依田沙姫(通称:クイーン)を松下奈緒、若き万能ハッカー・白瀬剛人(通称:スペード)を日向亘が演じている。19日放送の第7話では、これまで謎だった白瀬の過去が明らかになる。

――日曜劇場に抱いていたイメージを教えてください。

小学生の頃から父親の影響で見ていましたが、年齢層の高い方が見るというイメージがあったので、小学生ながらに見ている自分に酔っていました(笑)。「日曜劇場見ているんだぜ!」って。ディープな話が多く難しいけど楽しくて、大好きなドラマ枠だったので参加できてうれしかったです。

――出演が決定したときの心境もお聞かせください。

まさかと思ってびっくりしましたし、僕を選んでいただいたことがうれしかったですが、自分の中でキャラクターを整理して役作りしていこうと、早い段階で気持ちを切り替えられたのでよかったなと思います。

――日曜劇場好きのお父様の反応はいかがでしたか?

日曜劇場でハッカー役をやらせてもらうと聞いて、父親に報告したら、父もすごく喜んでいました。毎週楽しみにしていますし、いい親孝行ができているのかなと思います。

――放送を見てお父様から感想は?

親バカもあって「いい芝居するな」って褒めてくれています(笑)

――日曜劇場の反響はいかがでしょうか。

日曜劇場は見ている友達がたくさんいますし、学校の先生やお父さん方がすごく見てくれているので、恩返しできているんじゃないかなと。「日曜劇場は毎回欠かさず見ているから、日向が出るって聞いてうれしいよ」という連絡をたくさんいただいたので、期待を裏切らないようにと思っています。

――ここまでやってきて手応えはいかがですか?

白瀬が徐々に気持ちも大人になっていく姿を表現できたらいいなと思っていて、僕自身も最前線で活躍されている役者さんたちとご一緒させてもらっているので、たくさん吸収して成長していきたいと思っています。

――役とご自身の共通点は?

白瀬はプロフェッショナルな道を究める仲間たちと活動している中で楽しくコミュニケーションとれていると思いますが、僕も年上の方と接することが多い環境で育ち、今も年上の方と話すのがすごく好きなので、そこは白瀬と共通していると思います。

――年上の方が多い今の現場は居心地抜群ですか?

すごく居心地よく楽しく撮影させてもらっています!