――かれんさん、MAYUさん、アサヒさんは、改めて新メンバーを募集しようと決めた思いをお聞かせください。
かれん:今年は3人で活動しツアーも回らせていただき、3人だからこそできるパフォーマンスももちろんありましたが、昔から武器としているアカペラやハーモニーに関して難しい部分があり、新しいメンバーを迎え入れてもう1回アカペラもやりたいという話になりました。また、ここで若い子が入ってくれることによって、私たちももう1回頑張ろうという気持ちになって、ここから再出発という風にしたいという思いもありました。
――芹奈さんとmanakaさんが卒業することになってから、新しいメンバーを迎え入れようと決めるまでの思いも教えてください。
かれん:ファンの皆さんは5人が好きだと言ってくださる方もたくさんいたので、複雑な気持ちだったと思いますが、私はメンバーイチポジティブなので、2人の卒業を素直に応援したいなと思ったし、前向きな気持ちでした。
MAYU:私は正直、2人の話を聞いたとき、それやったらLittle Glee Monsterを終わらせたほうがいいと思ったのが本音でしたが、冷静になって自分自身を見つめ直したときに、2人が辞めてしまうから自分の人生も諦めるのは違うなと思い、Little Glee Monsterとして歌い続けたいというのが3人とも一致したので、気持ちを持ち直すことができました。結成10年ですが、まだ10年という気持ちもあって、これからも長く活動していく上では3人は現実的ではないなと。2014年にデビューしたときは、女の子のグループで歌を強みとするグループがあまりいなくて新しさで驚いていただくことがあったので、もう一度驚いてもらえるような音楽を届けたいという気持ちもあり、オーディションでは7,000人以上の方に応募していただきましたが、皆さん一人ひとりが私たちの希望になってくれて、その中でこの3人に出会うことができました。これから6人で支え合い、高め合いながら成長していけたらと思います。
――気持ちを新たに、とても前向きなパワーを感じます。
MAYU:そうですね。このオーディションを経て私たちもすごく刺激をもらいました。10年リトグリとしてやってきましたが、もっと自分も頑張らないといけないなという思いにさせてもらったので、一緒にこれから頑張っていきたいと思います。
――アサヒさんはいかがでしょうか?
アサヒ:私はずっとリトグリを続けていきたいという思いがあり、話し合いを重ねて3人とも思いが一緒だったからこそ、続けていくのであればもっと進化していきたいし、新しい世界に出ていきたいという思いもありました。でも3人だとハーモニーにも限界があるのは確かで、新しい仲間と一緒にもっと違う景色も見たいし、今までやってきたこともまた一つ一つ頑張っていきたいと思ってオーディションをして素敵な仲間と出会いました。
――最終オーディションを拝見し、ものすごく悩んで新メンバー3人を選ばれたのだと伝わりましたが、この3人を選んだ理由や期待していることを教えてください。
かれん:3人とも明るくてハッピーなオーラがあって、私たちよりも若いのでフレッシュさもあり、私たちも3人に影響を受けることがすごくあるので、今までのリトグリも応援や明るさをファンの皆さんに届けてきたと思いますが、3人が入ったことによってもっと楽しい雰囲気になるだろうなと思っています。3人のキャラクターや持っている雰囲気もすべて見ていたので、いろんな面を見て選ばせていただきました。
――そして、今までにない声の魅力やハーモニーにおける相性なども選ぶ基準だったと。
かれん:そうですね。3人のリトグリにはない、みんなそれぞれの声質や魅力的な歌声を持っていて、それも選ぶポイントだったと思います。
――6人体制の新生リトグリの魅力をどのように感じているか、今後こうなっていきたいという期待も込めてお聞かせください。
MAYU:私たち3人はすっかり大人になってしまいましたが、デビュー当時は若い女の子たちが歌えるというところもポイントだったので、フレッシュさを改めて感じていただけるのは魅力だと思いますし、リトグリに新しい風を吹かせてくれる3人が入ってくれたので、これまでの曲を歌っても全然違う曲になると思います。それは今までのリトグリの歴史を消すわけでは決してなく、ファンの皆さんには両方の楽しみ方をしていただけたらなと思います。何年も歌ってきた曲が新しく生まれ変わるというのは私たちも楽しみですし、これから生まれていく曲もこの6人だからこそぴったりハマって歌える曲になっていくと思うので、楽しみに期待していてほしいです。
アサヒ:入ってきてくれた3人の声質が全然違うので、また違ったハーモニーがこれから作り上げられていくのかなと思います。