――事務所の先輩に言われて印象に残っている言葉や、刺激を受けたエピソードなどありましたら教えてください。
菊田:『ロンハー』(『ロンドンハーツ』)の「相方お悩み相談」みたいな企画に出演した翌日くらいに、アンガールズの田中(卓志)さんが「めっちゃよかったね」と褒めてくださって、「ハナコは残りそうな気がする」「ハナコは大丈夫だよ」と言ってくださったのはめちゃくちゃうれしかったです。今でもスベって凹んだときに、田中さんがああ言ってくれたから頑張ろうって僕を奮い立たせてくれていて、田中さんの言葉を糧に頑張っています!
秋山:『ネプリーグ』に出演して僕がヘマしたときに、泰造さんが「お前そんなんじゃウッチャンになれないぞ」ってイジってくれたんです。僕、『笑う犬』が大好きで、中でもウッチャンナンチャンの内村(光良)さんが大好きで、ああいうテレビコントがしたいと思っているのですが、それを泰造さんに直接伝えた覚えはないのに知ってくださっていて、イジリで言ってくださって。僕には「頑張ってウッチャンになりなさい』に聞こえました。
――秋山さんがどこかで発言していたのを見てくださっていたんですね。
菊田:泰造さんはけっこう見てくれています。楽屋挨拶のときに「あれ見たよ」って言ってくださるので。
――岡部さんはいかがでしょうか?
岡部:ホリケンさんにネタを褒めていただいたときはすごくうれしかったですね。ご飯に連れて行ってもらったときに、「ハナコ面白いな」と言ってくださって、トリオの大先輩に褒めてもれえたのはうれしかったです。
――やはりトリオの大先輩として憧れの思いが?
岡部:憧れはめちゃくちゃありますね。ネプチューンさんみたいになりたいなと。四千頭身や我が家さんもいて、トリオの事務所のイメージがあると思いますが、自分たちもそういう存在になれたら。
――菊田さんと岡部さんの口から「ネプチューンさんみたいになりたい」という言葉が出ましたが、やはりトリオの大先輩として目指すところなのですね。
秋山:3人でも個人でも活躍されているというのは理想的だなと憧れています。タイプは違いますが。
岡部:ネプチューンさんはちゃんと“キャーキャー”もありますが、僕らは全くそういうタイプではないので。
菊田:そうなんだよな。
岡部:キャラというと僕らは全くそういうタイプではないので、憧れの存在ではありますが、僕ららしい形を見つけていきたいと思いながらやっています。ネタもすごいしお茶の間でも愛されるトリオになりたいです。
秋山寛貴、岡部大、菊田竜大によるお笑いトリオ。2014年結成。2018年に『キングオブコント』で優勝。現在、日本テレビ系『有吉の壁』、フジテレビ系『新しいカギ』などにレギュラー出演している。岡部は俳優としても幅を広げ、10月スタートのTBS系日曜劇場『アトムの童』や2023年放送のNHK大河ドラマ『どうする家康』に出演予定。
9月19日に東京・イイノホールで開催。昼の部は14時開演、夜の部は18時開演。どちらもU-NEXTでライブ配信実施。ハライチ、アンガールズ、ロッチ、サンシャイン池崎、あばれる君、ハナコ、Aマッソ、四千頭身などの人気芸人や『ABCお笑いグランプリ』でも活躍したGパンパンダ、こたけ正義感をはじめとする若手芸人が一堂に会するお笑いライブ。漫才ブロックはハライチ、コントブロックはアンガールズとロッチ、ピンブロックはサンシャイン池崎とあばれる君がMCを務め、若手芸人との絡みも見どころとなる。