――秋山さんはドラマ脚本に挑戦、岡部さんは俳優としても活躍、菊田さんは独特なキャラを生かしてバラエティで存在感を高めるなど、個人でも活躍されていますが、個人としては今後どうなっていきたいと考えていますか?
秋山:僕は小さい頃から『Mr.ビーン』が好きで、ローワン・アトキンソンさんとコントがしたいというのが目標です。日本に一緒にコントをやりたがっているコメディアンがいるらしいって、奇跡が起きて届かないかなと思って口にすることにしました。
――ドラマ脚本にも挑戦されていますが、今後もやっていきたいと考えていますか?
秋山:ずっとやりたいですし、満足いくものが作れるようになりたいです。理想としては、キャストの方たちが演じているときにこらえられずに笑ってNG出しちゃうものを作りたいですね。いいものが書けたんだなと思える気がして。福田雄一さん脚本の作品に出られた方が、笑ってNG連発しちゃいましたという話をされていて、素敵だなと思いました。
――菊田さんの目標は?
菊田:僕は番組に1人いると助かるよねっていう、どこにいてもハマるような芸人になりたいなと最近思い始めています。
――そうなるには何が必要だと考えていますか?
菊田:社交性じゃないですかね。
――菊田さんの“我が道を行く”というマイペースなキャラも魅力的だと思いますが。
菊田:でも最近、我が道を行くってポンコツなイメージが強すぎる気がしてきて、ちょっと払拭したいなと思っているんです。
秋山:払拭したいという思いは行動からは感じないです(笑)。むしろのびのびしていて、気にしてないんだろうなと思っていました。絶好調です。
菊田:あ、そう? これでいいのかな?
秋山:ほかにこういうタイプはいないですし、“芸人じゃない芸人”でいいんじゃないですかね。
菊田:じゃあこのままでいきたいと思います(笑)
――岡部さんの目標は?
岡部:松岡修造さんのあとの『くいしん坊!万才』、武田鉄矢さんのあとの『おふくろ、もう一杯』の声、石塚英彦さんのあとのサカゼンの広告とか狙っていきたいです(笑)
菊田:サカゼンとか似合う! 来そうだな~(笑)
――個人の活動もトリオのためにという思いもあるのでしょうか。
菊田:僕はありますね。ネタを書いてないというのもあるので、ハナコが世に広まればいいなと、何かに還元できればという思いはあります。
岡部:俳優のお仕事をやらせてもらうことで、コントももっといい感じにできるようになったらいいなという思いはあります。
秋山:僕はネタを書くというのがメインなので、ハナコの活動に直結しているのかなと。2人がそれぞれ頑張っている姿を見るのはうれしいですし、その間にネタを作れるので助かるなと思っています。