スマートフォンでの視聴に特化した、プロクオリティの短尺動画を配信するバーティカル(縦型)シアターアプリ『smash.』。現在BTSなどのK-POPアーティストや乃木坂46といった女性アイドルグループのコンテンツを配信し、日本テレビ系音楽番組『MUSIC BLOOD』、ニッポン放送の『オールナイトニッポンX』などさまざまな番組とコラボしているが、2020年10月のローンチと共に第1弾アーティストとして広告塔を担ったのがHey! Say! JUMPだった。
当時YouTubeやInstagramのグループアカウントを開設していなかったHey! Say! JUMPのオリジナル動画シリーズ『JUMP in smash.』は大きな話題となり、すぐにApp Storeの無料アプリダウンロードランキングで1位を獲得、わずか1カ月半で「Google Play ベスト オブ 2020 アプリ エンターテイメント部門」部門賞を受賞。今回はSHOWROOM株式会社で『smash.』を立ち上げ、『JUMP in smash.』において企画のすべてを担う統括プロデューサーの品川健治氏に、Hey! Say! JUMP個々の魅力や思い出深いコンテンツ、今後の『smash.』の展望を聞いた。
■Hey! Say! JUMP個々の魅力
――インタビュー前編ではHey! Say! JUMP(以下JUMP)さんのグループ全体の魅力をお伺いしてきましたが、改めて1人ひとりの印象を教えてください。
・山田涼介/ミスターパーフェクト
何でもできちゃうミスターパーフェクトな方。個人でも活動の幅を広げながら挑戦し続けていて、この人はどこまでいくんだろうと思っています。また、制作のアウトプットイメージを常に持ってくれていて、いつも「これで大丈夫ですか?」と撮れ高を心配してくれたり、「もっとこうしたらいいんじゃないか」「次はこんな企画をやったらいいんじゃないか」と提案してくれるアイデアマンでもあります。
・知念侑李/メンバーの魅力を熟知
メンバーの得意なことや輝ける面を熟知していて、それぞれの魅力を引き出せる視野が広い方。メンバーと一緒にいるときは周囲に合わせながら考えを話すことが多いですが、スタッフや僕と1対1になったときやふと立ち話をしているときに色々と提案してくれて、ちょっとした会話がすごく盛り上がります。謎解きなど頭を使う系のコンテンツではリーダーになります。
・中島裕翔/お茶目なムードメーカー
JUMPを「遊ぼうぜ」と引っ張っていけるお茶目なムードメーカー。視聴者、スタッフのことまで考えて行動できる方で「こういうものをください」とお願いするとさらにその上を出してくるし、自分の見せ方をよく分かっているなと思っています。今主演ドラマをされていて1人でいるときのしっかりした姿を拝見していると、改めてメンバーの前だけで見せる顔があるなと感じます。