歌パートの収録を終えたスタジオにサプライズ登場したのは、花束を持った明石家さんま。番組スタッフが仕かけたサプライズに、KinKi Kids、拓郎らは驚きの表情を浮かべるが、収録が押して待たされていたさんまは、エネルギーが貯まりMAX状態だ。
「楽屋でどんだけディレクターと雑談したか! 俺の幼少期まで語ったぞ!」とステージに乗り込み、かつて拓郎が『さんまのまんま』の収録に旧フジテレビまで来たのにまさかの行動を起こしたエピソードをはじめ、拓郎に様々な局面で振り回された話で立ちトークが止まらない。そんなさんまにストップをかけたのは、スタッフも予期しなかったあの人だった…。
木村拓哉は、番組恒例企画「LOVE LOVEなうた」で、KinKi Kidsのデビュー曲「硝子の少年」を選曲。しかも、当時KinKi Kidsのバックダンサーを務めていた生田斗真、風間俊介とともに、“ジャニーズシニア”を結成し、一緒に踊るというスペシャル演出で披露した。
■「若い人たちに非常に刺激を受けたのは間違いない」
収録では、拓郎が若い世代の力に驚かされたことを語る場面が、何度もあった。
あいみょんに対しては、1970年代のから現在までのJ-POPの変化やあいみょんの歌詞を分析し、「日常をうまく描く人だなと思って。その描き方が僕らの時代と違っていて、見方が鋭い」と分析。
奈緒とのトークパートでは、奈緒がアナログLP盤のジャケット写真を飾り、篠原がその衣装デザインとジャケットのアートディレクションを手がけ、光一が題字、剛がギターとアレンジを担当した拓郎最後のアルバム『ah-面白かった』の話題に。拓郎は「今度のアルバムを作りながらつくづく思ったんだけど、KinKiの2人とか、篠原ともえとか、奈緒とか、若い人たちが活躍するのを見ていて、非常に刺激を受けたのは間違いない」と打ち明け、ラストアルバムの制作を振り返りながら、感謝の思いを述べた。