『BAZOOKA!!!』では、さまざまなカルチャーや趣味も取り上げていくが、水原は最近、ダイビングに夢中だという。「ダイビングにハマっているので、時間が空いたら海に行って潜っています。それが今の私の生きがいです」

コロナの影響で先延ばしになっているがダイバー役を演じる予定があり、そのために昨夏ダイビングのライセンスを取得。それがきっかけでダイビングにハマったという。

「もともと海が好きでシュノーケルとかやっていたんですけど、ダイビングを始めたら素晴らしい世界が広がっていて。コロナで旅行に行けませんでしたが、海が私にとっての旅行になりました。1カ月に1回は必ず行ってます」

ダイビングを始めて、「常に自然の近くにいたいと思うようになりました」とすっかり自然にも魅了されている様子。「都会にいるより、自然が多いところにいて四季を感じたほうが幸福度も高いし、自然にとりつかれています」

ダイビングに関する野望を尋ねると、「レスキュー(レスキューダイバーのライセンス)まで取りたい」と告白。「ダイバーの役だからオープンウォーターだけでいいという感じでしたが、レスキューまで取らないとできないと思ったので」

また、「メキシコにダイビングしに行きたいなと! メキシコにはたくさん面白い生物がいるみたいで」と続け、「海外だとオープンウォーターでは潜らせてくれないところもけっこうあるそうで、レスキューを持っているといろんなところに行きやすいので、そのためにもレスキューまで取れたら」と話した。

仕事もプライベートも好きなことを選んでやるようになり、「自分のことが好きになれていると思います」と晴れやかな表情を見せる水原。「自分が誇れるもの、自分がやってよかったと思えるものをやることが自分の力になっているなと感じています」と話した。

最後に、今後について「好きなものをもっと増やして、自然の中で生きていけたらそれ以上の幸せはない。仕事も、自分が幸せだな、好きだなと思えるような作品や表現をもっともっと増やしていきたい」と述べ、「いろんなことをやってきたので自分が何屋さんなのかよくわかりませんが、役者の仕事も大変だからこそ、自分がやりたいもの、見たいものをちゃんと選んでやっていきたいです」と笑顔で語った。

■水原希子
1990年10月15日、米テキサス州に生まれ、兵庫県神戸市育ち。2003年から『Seventeen』の専属としてモデル活動を開始し、2010年公開の映画『ノルウェイの森』で女優デビュー。2013年のNHK大河ドラマ『八重の桜』でテレビドラマ初出演を果たし、以後、映画『進撃の巨人』(15年)、『信長協奏曲』(16年)、『あのこは貴族』(21年)、ドラマ『嘘の戦争』(17年・カンテレ)、『グッドワイフ』(19年・TBS)、『彼女』(21年・Netflix)などに出演している。