自分の意見をしっかりと持ち、番組やSNSなどで発信している水原。発言する上で心がけていることを尋ねると、「自分が経験したことや知っていることについて発言しないと、リアルじゃない。『この問題についても何か言ってください』とお願いされることもありますが、よくわからないことは思いがあってもあんまり言わないようにし、これならちゃんとリアルに伝えられるなということを発言するようにしています」と答えた。
昔から自分の考えや思いをしっかり言えたわけではなく、「芸能界に入ってからいろいろ誤解されることがあり、ちゃんと言ったほうがいいんだなと。ファンの方や見てくれている方に、そういうことだったんだとちゃんと理解してもらうために言うようになりました」と変化を明かす。
ただ単純に、誰しも意見を言うべきだと考えているのではない。「意見を言うってすごく大変で、つらいこともある。苦しんだ人がより苦しむ構造がどうしてもあるから、発言しにくい環境にいる人は無理に発言する必要はないと思います。できる人が発言して、少しでも風通しのいい環境にしていくことが大事なのかなと」
続けて、「私は今、自分の事務所でやっていますし、ファッションや映画などいろんなところで活躍できる環境にいて、発言しやすい立場にいるので、自分が発言していい風に変わっていくことがあるのだとしたらちゃんと言うべきだと思っています」と発信していく思いを明かした。
SNSは、明るい話題を共有し合えるいい面がある一方で、誹謗中傷コメントが飛び交う負の一面もある。
水原は誹謗中傷コメントに対して「相手にしていません」ときっぱり。「自分が満たされていないから人をけなしているところもあると思うと、かわいそうな気もします。私に悪口を言ってくる人は、たまたまそのとき嫌なことがあってストレス発散で言っているだけかもしれないし、何かトラウマがあって私がそれを彷彿とさせる存在なのかもしれないし、嫌いな人に似ているからなのかもしれないし。人それぞれきっと何かしら理由があると思うので、そればかりは私にも出来る事はないかなと反論はしてないですが、落ち着いて欲しいと思う事もあります」
そして、「とにかく健康的でいてほしい」と言い、「その人たちはSNS中毒になっている部分もあると思うから、距離を置いたほうが健康的なのではないかなと。ある意味、脳をSNSにかっさらわれて、我を失っている状態だと思うので」との考えも示した。