テントから出れば、大自然を肌で感じられるキャンプならではの見どころがいっぱい。
季節の草花を愛でる
約4,600m2の広さに200種類を超える山野草が広がる「ネイチャーフラワーパーク」。白馬八方尾根に咲く貴重な草花を種から大切に育てているそう。
森のトレイルを散策
初級・中級コースのトレイルコースも。片道約30分ほどのさわやかなブナ林の中を散策できる。
焚き火と星空鑑賞で夜を満喫
夜は、焚き火とスターゲイジング(星空鑑賞)の時間。パブリックスペース「カモシカラウンジ」が夜は「焚き火バー」に。焚き火は通常のキャンプなら火を起こして薪を組んでと上級者向けのアクティビティだが、ここではプロが用意してくれているので炎の前に座るところから始められる。
天体観測の機器も揃えており、星を指定すると自動で追跡してくれる最新鋭の天体望遠鏡が6月に導入されたばかりだそう。観測の様子はスマホやタブレットに同期されるので数人でいっしょに楽しむことができる。晴れた日にはこんな満天の星空が見られる。天体ショーを楽しむにはぴったりの場所だ。
美しいご来光を拝む
翌朝は明け方(というかほとんど深夜)から、朝日を拝みに「ご来光デッキ」へ。モーニングコールはなんとテントまで熊鈴で起こしにきてくれる上に、バギーでの送迎もある。デッキではブランケットやコーヒーまで用意してくれている。
天気がよければ雲海が広がり、空はご来光とともに燃え上がるような美しさを見せるのだそう。この日はあいにくの曇り空だったが、それでも北尾根高原の美しい朝を体感できた。じっと空を見つめ、雲の切間から陽の光を探すのもまた一興。
ホテルのように、いやホテル以上に快適に過ごせるグランピングだが、同時に大自然の中でのキャンプもしっかりと堪能できる。キャンプの大変さはなく、おいしいところだけいただけるなんとも贅沢な体験だった。