◆Borderlands 3(グラフ14~18)

Borderlands 3
2K Games
https://borderlands.com/ja-JP/

ここからは実際のゲームで。まずBorderland 3。設定方法はこちらのBorderland 3の項目に準ずる。全体的な品質は「中」である。

  • グラフ14

  • グラフ15

  • グラフ16

  • グラフ17

  • グラフ18

結果(グラフ14~16)を見ると、やはり2K~2.5Kで明確に性能差があり、Ryzen 5 4500はCore i3-12100Fに一歩及ばずといった結果に落ち着く。これは2Kのフレームレート変動(グラフ17)でも明確で、Ryzen 5 4500はかなり健闘しているものの、グラフは明確に分離している。2.5K(グラフ18)ではだいぶGPUがネックになるのか差は縮まるが。一方でRyzen 3 4100はどちらにしろ60sec前後から妙に性能の低下が大きく、平均するとそこそことは言え、プレイ時にちょっと支障がありそうな感じだ。

◆F1 2021(グラフ19~23)

F1 2021
EA Sports
https://www.ea.com/ja-jp/games/f1/f1-2021

ベンチマーク方法はこちらのF1 2022の項目に準ずる。設定は

Anisotropic Filtering: 16x
Anti-Aliasing: TAA Only
Detail Preset: High
DXR: Medium

としている。

  • グラフ19

  • グラフ20

  • グラフ21

  • グラフ22

  • グラフ23

結果(グラフ19~21)を見ると、Borderlands 3よりは差が縮まっているが、それでも2Kでは明確に差がある。とは言え絶対的なフレームレートは200fps内外だから、プレイに支障があるという訳ではない。2.5Kあたりからはもう差も小さくなっている。とは言え、2Kのフレームレート変動(グラフ22)を見ると、差がある事そのものは歴然としている。Borderlands 3と違うのは、Ryzen 3 4100も比較的真っ当なフレームレートを示しているという点だろうか。2.5K(グラフ23)になると、もうどれでも大差ないという感じになっているのも相違点と言える。

◆Far Cry 6(グラフ24~28)

Far Cry 6
Ubisofy Entertainment
https://www.ubisoft.com/ja-jp/game/far-cry/far-cry-6

ベンチマーク方法はこちらに準ずる。設定は

Quality: Medium
Antialias: TAA
DXR Reflections/Shadows Off

としている。

  • グラフ24

  • グラフ25

  • グラフ26

  • グラフ27

  • グラフ28

結果(グラフ24~26)を見るとF1 2021から一転して差が非常に大きくなっている。といっても3Kあたりで平均フレームレートは収束しているのだが、最小フレームレートでRyzen 3 4100/Ryzen 5 4500共に40fpsそこそこまで落ち込んでいるのは、結構変動が激しいと思われる。

それはともかくとして2Kのフレームレート変動(グラフ27)を見るともう完全にグラフが分離しており、これは2.5K(グラフ28)でも差は多少縮まっているものの基本変わらない感じ。一応今回の設定ならRyzen 3 4100でも2.5Kまでプレイ可能なのは確実だし、2Kなら安定して楽しめるのは間違いないが、GeForce RTX 3060のフルの性能を発揮しているとは言えない状況ではある。

◆Metro Exodus(グラフ29~33)

Metro Exodus PC:Enhanced Edition
4A Games
https://www.metrothegame.com/

ベンチマーク方法はこちらに準じる。設定はHighのプリセットをそのまま利用した。ちなみにMetro Exodus PC:Enhanced Editionの方ではなく、2019年リリースの古い方である。何故かは簡単で、PC:Enhanced Editionの方はRay Tracing必須で、一番軽いプリセットですらGeForce RTX 3060には重すぎるためだ。というわけで今回はRay Tracingを無効にできるオリジナル版を引っ張り出しての確認である。

  • グラフ29

  • グラフ30

  • グラフ31

  • グラフ32

  • グラフ33

結果(グラフ29~31)を見ると、Core i3-12100FとRyzen 3 4100/Ryzen 5 4500の差は明確である。逆にRyzen 3 4100とRyzen 5 4500の差が殆どないあたりは、Single Thread性能がそのまま反映されている感じだ。2Kのフレームレート変動(グラフ32)ではこれが顕著で、Core i3-12100Fだけグラフが分離してるような感じ。2.5K(グラフ33)では多少差が縮まるが、でも同等というにはちょっと差がある。勿論どのケースでも80sec付近は40fps辺りまで下がるが、これはCPU性能というよりもGPU性能の問題なので、これはどうしようもない。