Hey! Say! JUMPのメンバーから本作の感想はまだ聞いていないとのことだが、「たまたま同じスタジオで(中島)裕翔が別の作品を撮っていて、そのときに裕翔が『写真撮ろうよ』って。お互い役衣装で写真を撮って、『大ちゃんこんな感じなんだ』という反応はもらいました」と中島とのエピソードを披露。

また、「山田(涼介)も伊野尾(慧)も同じタイミングでドラマを撮っているので、お互いの現場の話は会ったときにします」とも。「僕自身も驚いたことではあったんですけど、(演じている)磯ヶ谷は新人ではなくある程度経験を積んだ刑事なので、大人になったねという話はしたかもしれません」と話した。

昨年、ドラマ初単独主演、舞台初単独主演を務めるなど、俳優としても存在感が増している有岡。現場では共演者やスタッフと積極的にコミュニケーションをとることを意識しているそうで、「共演者から何が吸収できるか、スタッフさんとのコミュニケーションも、コロナ禍で難しいところがありますが、そんな中でもよりよい時間が過ごせるようにというのは、ずっと心がけています」と明かす。

アイドルはもちろん、バラエティでも活躍している中、俳優業の魅力をどのように感じているのだろうか。

「僕の場合、バラエティ番組でのキャラクターをパブリックイメージとして持っていただけることが多いので、お芝居をしていると『一致しない』『頭が混乱する』と毎度驚いてもらえるんです。そういうのが逆にありがたいなと思いますし、何よりも作品の中に入れる楽しさ、想像力を膨らませながら参加できるところに魅力を感じています」。

切り替えについては「磯ヶ谷役はおでこを見せる髪型をしていて、朝起きて寝癖を直すときに自分で癖をつけてから現場に入るんですけど、Hey! Say! JUMPの現場なのに間違えて癖をつけているときがたまにあるので、切り替えは下手なのかもしれないです」と話し、そして、アイドルもタレントも俳優も「すべて楽しみながらやっていることは共通しているかもしれません。好きでやっていることなので」と語った。

(C)TBS ※Hey! Say! JUMPの「a」はセンチュリーゴシック体が正式表記