――科学の進歩で、こんなことができたらいいなという願望はありますか?
ユースケ:俺はね、VRの技術が今すごいでしょ? うわーっ!ってなるじゃないですか。でもゴーグルが結構でかいですよね。
ディーン:重いですよね。
ユースケ:あれでコケたりしたら結構大変なんで、サングラスぐらいになって、もっと質感もすごくなるといいなって。友達がどうしてもできない人とか、友達がいなくてもいいっていう人もいると思うんですよ。そういうときに自分の気に入った人をね、バーチャルの中ではある意味好きなことしていいんで、好きなように関係性築けるし、どんどんそういうふうになっていくだろうし。早くそういうのができるのを待ってますよ。
岸井:ユースケさんが「そういうの待ってます」って、なんかちょっと寂しい…。
ユースケ:俺はやっぱり人との関わり合いがほしいよ。でも、そういうのがどうしても苦手な人もいるじゃない。
ディーン:体を動かせない方もいらっしゃるしね。
ユースケ:そうそう。イマジナリーフレンドじゃないけど、そういうのも作れるし。ある映画であったんですよ。未来の時代の性行為というのは、体が触れ合うわけじゃなくてVRの中で行うみたいな。これあったらトラブルも起きなくていいなと思って……すいません変な話しちゃって!
岸井:あれ? それでトラブルが起きるんじゃなかったでしたっけ、その映画。
ユースケ:シルベスター・スタローンのやつ?
岸井:そうですそうです。
――『デモリションマン』ですね。
ユースケ:起きるんですって(笑)。ゆきのちゃんは、科学の進歩で何がほしいの?
岸井:私は空飛ぶマントとか。
ユースケ:でもね、実際あの高さに生身で行ってごらんよ。めっちゃ怖いと思うよ。何かプロテクトするものがあって、落ちても大丈夫にしておかないと。
岸井:やっぱり「ペガサスロボット」ですかね。メリーゴーラウンドのそのまま飛ぶバージョンみたいな。
ユースケ:鳥じゃないんですよ。ペガサス!
――跨ぎたいんですね。
岸井:はい、跨ぎたい。
ディーン:僕、乗馬好きなんで、たしかにペガサスは乗ってみたいかも。
――では、ディーンさんは。
ディーン:僕はパントマイムで…(と、あるものの動きを表現して)
ユースケ:(大山のぶ代風に)「ど~こ~で~も~ドア~!」
ディーン:でした!