――『バチェラー・ジャパン』を自分の新たなステージのための機会と捉えるのも1つかもしれませんが……休井さんは本当に結婚するつもりで参加したんですね(笑)。

絶っっっっ対に結婚すると思っていました!(笑)だから、ダメだったときの言葉も考えていなかったし、帰国後に芸能活動をする気もまったくなかったです。終わったあとは、ただ「明日からどうやって生きていこう」という思いでした。そんなときにたくさんの反響をいただいて、せっかくの経験を今後に活かしたいなと考え、所属を決めました。

――パン講師としては、今後どのような活動をしていきたいですか。

本当は今まで通り対面で教室を開きたいのですが、ご時世的に難しくなってきているのと、ありがたいことにたくさん参加の希望をいただいている状況なので、オンラインでできるようになれればと思っています。

■驚くほど女性に嫌われてきた人生

――1月22日のテレビ朝日系バラエティ番組『あざとくて何が悪いの?』ではテレビ初密着映像が放送され、Twitterトレンドに「休井さん」がランクインするなど、また話題になりましたね。

大丈夫でしたか?(笑) “あざとい”がギュッと詰め込まれていて、日頃からあのままなのでいいのですが、サバサバした部分がゼロだったので、どう思われたのかな? と(笑)。トレンド入りはありがたかったです。

――『バチェラー・ジャパン』やSNSで休井さんを知っていた方は、それもまた休井さんのサービス精神であるときっと伝わっていると思いますよ! この先、メディアの出演も増えていくかもしれませんが、3年後や5年後にはどうなっていたいですか。

「休井美郷」という人間を確立していたいです。

――「休井美郷」像とは。

今皆さんが言ってくれている“あざとい”は軸に置いていたくて。永遠に、死ぬまで。あとは真の強さを持った、女の子からも憧れられるような女の子でいたいなと思っています。

――すでに休井さんのファッションやメイクを参考にしている女性がたくさんいらっしゃいます。女性からの支持は、想像していましたか。

全くです。私、女の子に嫌われて生きてきたので。びっくりするくらい女の子に嫌われるんですよ!(笑)初見で嫌われて、そこから仲良くなれないパターンが9.5割。中身を知ってもらえると大丈夫で、仲良くなってくれた女の子には「本当はこんなにサバサバしているんだね」と言ってもらえるのですが……親友も3人くらいしかいないです。

――長い時間の密着番組していた『バチェラー・ジャパン』では、視聴者に休井さんの中身が伝わりやすかったと思います。では、いま初めて女性に好かれる人生を送っているんですね。

本当に初めてでびっくりしています!

――女性からは、セルフプロデュース力に憧れる声もありますが、その秘訣を教えてください。

ファッションだったら着たいものを我慢せずに着ること、メイクも「ピンク使っていいのかな……」とか悩まずにやりたいメイクをすること。やりたいことをやっている人が、一番キラキラしていると思います。

――では最後に、休井さんを応援している方へメッセージをお願いします。

たくさんお仕事をいただいていて、今はまだ脳がついていっていない状態なんですが、パン講師としても1つひとつのお仕事を毎日しっかりこなしていこうと思っています。“あざとさ”に注目して、応援してくれるとうれしいです!

■休井美郷
1991年4月22日生まれ、大阪府出身。ツインプラネットに所属するパン講師。『バチェラー・ジャパン』シーズン4参加後、番組放送開始時は2,000人足らずだったInstagramのフォロワーが2週間で12万人に増加、現在は17万人を超える。2021年12月24日・25日に南青山の人気食パン専門店「バイキングベーカリーエフ」で限定販売したパンは予想を上回る勢いで完売した。2022年1月TOKYO GIRLS COLLECTIONが手がける「TOKYO GIRLS MARKET」のディレクターに就任、2月4日には公式YouTubeチャンネル『きゅうちゃんねる』を開設した。